【2025年最新】Meta広告の画像・動画サイズまとめ｜作成のコツも解説

Meta広告（旧Facebook広告）とは、Meta社が扱っている広告全般のことです。複数の広告媒体で配信できる上、配置場所も豊富なので、適切な画像サイズを知っておくことが重要です。

この記事では、Meta広告の中でもFacebook・Instagramで配信される広告の画像・動画サイズをまとめました。「適した画像サイズがわからない」という場合は、参考にしてください。※本一覧は Facebook・Instagramの広告配置に限定しています（Audience Network/Messengerは含まず）

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Meta広告の代表的な配置場所

Meta広告は、表示される場所が複数用意されており、それぞれに適した画像サイズが異なります。間違えて作成しないために、まずは代表的な配置場所を紹介します。

では、それぞれの配置場所について解説します。なお、「早くMeta広告の画像サイズを知りたい」という方はこちらからご覧ください。

フィード（Facebook・Instagram）

フィードとは、FacebookやInstagramのフィード（タイムライン）上に表示される広告を指します。他の投稿と同様の形式で表示されるため、ユーザーへ自然に届きやすいのが特徴です。

インストリーム（Facebook）

インストリーム広告とは、ユーザーが動画を見ているタイミングに差し込まれる動画形式の広告です。動画の始まる前（プレロール）、途中（ミッドロール）、終わった後（ポストロール）に流れます。ユーザーの視聴体験の流れを止めずに広告を届けられるため、高い視認性と完了率が期待できる広告フォーマットです。

なお、動画を15秒以上視聴した人に対して画像（静止画）の広告を表示する設定もありますが、これは別の仕組みであり、インストリーム広告本来の形式とは異なります。

Facebook Marketplace（Facebook）

FacebookのMarketplace（マーケットプレイス）は、ユーザー同士が商品を売買したり、商品情報を検索・閲覧できる専用のタブです。このタブの閲覧中に表示される広告は、関連のある他の商品とともに配信されるため、購買意欲があるユーザーにクリックしてもらいやすい利点があります。

ストーリーズ（Facebook・Instagram）

ストーリーズ広告は、Facebook、Instagramのストーリーズ投稿の合間に全画面で表示される広告です。静止画・動画・カルーセルなどの形式があり、短時間で印象を残す訴求が可能です。ストーリーズ広告は24時間で消えるストーリーズ投稿とは違い、設定した広告配信の期間中は常時表示されます。

リール（Facebook・Instagram）

リール広告は縦型の映像フォーマットです。Instagramでは最大15分まで、Facebookでは最大90秒まで配信できます。ただし、マーケティング効果を高めるため、15～30秒程度の短尺動画が推奨されています。　　

Facebook上の検索結果（Facebook）

Facebookの検索結果に表示できる広告もあります。FacebookやMarketplaceでは、毎日多くの検索が行われているので、新しい情報を求めているユーザーへアプローチすることが可能です。

Facebook右側広告枠（Facebook/PCのみ）

Facebookの「右側広告枠」とは、デスクトップ専用の広告です。ほとんどの場合、上記のように各ページの右側の枠に表示されますが、サイトの他の場所に表示されるケースもあります。

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【フォーマット別】Meta広告の画像サイズまとめ

ここでは、Meta広告の主要なフォーマットの画像サイズを紹介します。画像には「アスペクト比」と画像や映像の鮮明さを示す「解像度（px＝ピクセル）」が指定されています。

アスペクト比とは、画像・動画の横と縦の長さの比率です。「横：縦」の順で表記され、解像度が「1,920px×1,080px」の場合は「16：9」と表します。

Meta広告は、画像や動画が画面いっぱいに表示されるため、ユーザーが見やすいように、配置場所とフォーマットに最適なアスペクト比が決められています。Meta広告で配信できるアスペクト比は、以下の5種類です。

配置場所やフォーマットによっては、推奨されるアスペクト比に合うよう、画像・動画が黒塗りされる（マスク）ケースがあります。そのため、紹介するのはあくまで一例であり、配置場所や広告のフォーマットによって最適なサイズが異なると理解しておいてください。

では次から、具体的な画像サイズを以下4つのフォーマットごとに紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

写真広告

写真広告は、1枚の画像とテキストで構成される最も基本的な広告フォーマットです。画像広告、バナー広告とも呼ばれています。手軽に作成でき、視覚的な訴求力が高いため、幅広い目的に活用が可能です。

▼Facebookの画像サイズ

Facebookフィード

アスペクト比	1.91:1～4:5
解像度（px）	アスペクト比が1:1の場合：1,440 x 1,440 アスペクト比が4:5の場合：1,440 x 1,800

クーポン広告・ストック写真を使用している広告は1.91:1のみ使用可

デスクトップ配置では4:5が使用不可

Facebookインストリーム動画

アスペクト比	1.91:1～1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

クーポン広告・ストック写真を使用している広告は1.91:1のみ使用可

広告にリンクが含まれる場合は4:5が使用不可

Facebook動画フィード

アスペクト比	1.91:1～4:5
解像度（px）	アスペクト比が1:1の場合：1,440 x 1,440 アスペクト比が4:5の場合：1,440 x 1,800

クーポン広告・ストック写真を使用している広告は1.91:1のみ使用可

広告にリンクが含まれる場合は4:5が使用不可

Facebook Marketplace

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

Facebookストーリーズ

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,440 x 2,560

ダイナミック広告は1.91:1のみ使用可

Facebookリール広告（オーバーレイ画像広告）

アスペクト比	1.91:1～1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

Facebook上の検索結果

アスペクト比	1.91:1～1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

リンクを含む画像広告では1:1を使用

Facebookビジネス発見

アスペクト比	1.91:1～1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

クーポン広告・ストック写真を使用している広告は1.91:1のみ使用可

広告にリンクが含まれる場合は4:5が使用不可

Facebookリール

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,440 x 2,560

Facebook右側広告枠

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

1:1にマスクされることがある

▼Instagramの画像サイズ

Instagram Profile Feed

アスペクト比	1:1（推奨） ※ すべての対応アスペクト比：1.91:1～4:5
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

1:1にマスクされることがある

Instagramフィード

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,440 x 1,440

1:1にマスクされることがある

Instagramストーリーズ

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,440 x 2,560

ダイナミック広告は1.91:1のみ使用可

Instagramリール（オーバーレイ画像広告）

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,440 x 2,560

Instagram発見タブ

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

1:1にマスクされることがある

Instagram発見ホーム

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

動画広告

画像より多くの情報を伝えられる、動画広告もあります。文字や写真だけでは伝えきれない多くの情報をより印象的に伝えられるため、ブランドストーリーを表現したり、商品の使い方を実演したりしたいときに最適です。

▼Facebookの画像サイズ

Facebookフィード / Facebook右側広告枠 / Facebookグループのフィード

アスペクト比	1:1（デスクトップまたはモバイルの場合） 4:5（モバイルの場合）
解像度（px）	アスペクト比が1:1の場合：1,440 x 1,440 アスペクト比が4:5の場合：1,440 x 1,800

4:5にマスクされることがある

デスクトップでは1:1で表示される

Facebookインストリーム動画

アスペクト比	16:9～1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

Facebook動画フィード

アスペクト比	4:5
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

4:5にマスクされることがある

Facebook Marketplace

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

1:1に切り詰められることがある

Facebookストーリーズ

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,440 x 2,560

ダイナミック広告は1.91:1のみ使用可

Facebook上の検索結果

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

1:1にマスクされることがある

Facebookビジネス発見

アスペクト比	1:1（デスクトップまたはモバイルの場合） 4:5（モバイルの場合）
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

デスクトップでは1:1で表示される

Facebookリール

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,440 x 2,560

Facebookリール広告

アスペクト比	9:16
解像度（px）	500 x 800以上

▼Instagramの画像サイズ

Instagram Profile Feed

アスペクト比	1:1（推奨） ※ すべての対応アスペクト比：1.91:1～4:5
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

Instagram Profile Reels

アスペクト比	9:16
解像度（px）	500 x 888以上

Instagramストーリーズ

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,440 x 2,560

ダイナミック広告は1.91:1のみ使用可

Instagramリール

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,440 x 2,560

Instagram発見タブ

アスペクト比	4:5
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

カルーセル広告

カルーセル広告は、複数の画像や動画を横並びに表示できる広告フォーマットです。例えば、Facebookフィードでは1秒～240分の動画を、Instagramリールでは1つの広告で最大10点の画像を表示できます。

▼Facebookの画像サイズ

Facebookフィード / Facebook動画フィード / Facebookグループのフィード

アスペクト比	1:1または4:5
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

4:5はAdvantage+ カタログ広告のみ

ただし、段階的に導入される

Facebookインストリーム動画

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

1:1にマスクされることがある

Facebookストーリーズ / Facebook Marketplace / Facebook上の検索結果 / Facebookビジネス発見 / Facebook右側広告枠

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,080 x 1,920以上

1:1にマスクされることがある

Facebookリール

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,080 x 1,920以上

Facebookリール広告（オーバーレイ画像広告）

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,080 x 1,920以上

▼Instagramの画像サイズ

Instagram Profile Feed

アスペクト比	1:1（推奨） すべての対応アスペクト比：1.91:1～4:5
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

1:1にマスクされることがある

Instagramフィード

アスペクト比	1:1または4:5
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

4:5はAdvantage+ カタログ広告のみ

ただし、段階的に導入される

Instagramストーリーズ

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,080 x 1,920以上

Instagramリール（オーバーレイ画像広告）

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

Instagram発見タブ

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

Instagram発見ホーム

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

コレクション広告

メインとなる画像または動画と、その下に複数の商品画像を組み合わせて表示できる広告フォーマットを、コレクション広告といいます。商品をカタログのように一覧表示し、ユーザーの興味や行動に合わせて最適な商品アイテムを自動的に表示する点が特徴です。これにより、ユーザーが興味のある商品を簡単に見つけられるので、購買へとつながりやすくなります。

▼Facebookの画像サイズ

Facebookフィード / Facebook動画フィード

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,080 x 1,920以上

1:1にマスクされることがある

Facebookリール

アスペクト比	9:16から1:1
解像度（px）	1,080 x 1,920以上

Facebook Marketplace

アスペクト比	1:1
解像度（px）	1,080 x 1,920以上

▼Instagramの画像サイズ

Instagramフィード / Instagramストーリーズ

アスペクト比	1.91:1～1:1
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

Instagramリール

アスペクト比	9:16（カバーのアスペクト比） 1:1（商品画像のアスペクト比）
解像度（px）	500 x 888以上

Instagram発見タブ

アスペクト比	9:16
解像度（px）	1,080 x 1,080以上

Meta広告で推奨されているアスペクト比

ここまで紹介したとおり、Meta広告の画像サイズは豊富です。そこで、Meta広告で推奨されているアスペクト比を、以下に紹介します。

推奨されているアスペクト比のテンプレートは、公式サイトからダウンロードできます。クリエイティブを作成する際に活用してください。

⇒ アスペクト比のデザインテンプレートをダウンロードする

Meta広告のクリエイティブを作成する4つのポイント

Meta広告のクリエイティブ作成時は、サイズの他にも押さえておくべきポイントが以下の4つあります。

これらを押さえることで、より効果的なクリエイティブを作成し、広告効果を最大化できます。では、それぞれ見ていきましょう。

解像度の高い画像を使用する

クリエイティブを制作する際は、解像度の高い画像を使用します。解像度の低い画像を使用すると、広告がぼやけて表示されるためです。

画像が見にくいとユーザーが「なんだか怪しい」「商品も安っぽいのでは？」と不安を抱き、興味を持ってもらえません。

現代のディスプレイは高精細化しており、解像度の低い画像は粗さが目立ちます。Meta広告では「配置ごとの画像ピクセルサイズの最小要件」を案内していますが、あくまで最低基準です。ユーザーから信頼を得るためにも、鮮明なクリエイティブを作成しましょう。

広告が配信されるメディアに合わせる

Meta広告はFacebook、Instagramといった複数のメディアに表示されるため、それぞれの特性に合ったクリエイティブを制作する必要があります。他の投稿や広告が画像メインなのに、テキストメインの広告を配信すると、場違いな印象になりユーザーの熱量が冷めてしまいます。

例えばサプリメントの広告なら、以下の情報を参考にクリエイティブを作成しましょう。

ターゲットに合わせて、画像、配色、フォントを選ぶことも重要ですが、配信先のメディアに馴染むクリエイティブを作成することも心がけましょう。

広告のセーフゾーンを守る

ストーリーズ広告とリール動画広告にはセーフゾーンがあるため、理解しておく必要があります。セーフゾーンとは、「アカウント名」「説明文」「いいねボタン」などが、クリエイティブと重なる可能性がない部分のことです。

▼セーフゾーンのイメージ（黄色いエリア以外）

ストーリーズ広告とリール動画広告は、画面いっぱいに画像・動画が表示されます。テキストが覆われてしまうとユーザーが見たい情報を確認できず、ストレスを感じるため注意が必要です。

なお、Meta広告マネージャで編集する際に、「セーフゾーンのガードレール」をオンに切り替えると、セーフゾーンがどこかを確認できます。

プレビュー画面で確認する

作成したクリエイティブは、配信前にプレビュー画面で必ず確認しておきましょう。画像（動画）を制作するツール上と実際の配信先での見え方は、思いのほか変わります。

ユーザーのほとんどはスマートフォンを使用しているため、小さな画面でも見やすいクリエイティブを作成することが重要です。

最適なMeta広告サイズで、効率的に運用しよう

あらためて、Meta広告で推奨されている代表的な画像サイズ（アスペクト比）を紹介します。

Meta広告の画像・動画サイズは、広告の効果に影響を与える重要な要素です。上記の他にも細かいルールがあるので、紹介したサイズ一覧表を参考に効果的な広告クリエイティブを作成してください。

広告レポート作成の効率化なら「アドレポ」

Meta広告の運用で成果を上げるには、適切なサイズで配信することに加え、定期的なレポート分析も欠かせません。しかし、毎日・毎週のレポート作成は想像以上に時間がかかり、本来の業務に集中できないという課題を抱える広告担当者も多いのではないでしょうか。

そのような課題を解決するのが、広告レポート自動化ツール「アドレポ」です。Meta広告を含む25社以上の広告媒体に対応し、複数媒体のデータを一元管理できます。簡単にレポートを自動生成できるため、作業時間を削減可能です。

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