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サマリー単位

サマリー単位とは

サマリー単位は、レポート設定のデータセット作成に必要な項目です。
データ取得の基準となる項目を「サマリー単位」として指定することができます。
サマリー単位は、データセットごとに必ず1つ以上設定する必要があります。

以下のデータを例にとって説明します。これらのデータを、キャンペーンID、広告グループID、広告IDの各粒度ごとにまとめます。

キャンペーンIDをサマリー単位に設定する場合

同一キャンペーンIDであれば、広告グループIDや広告IDが異なっていても、当該キャンペーンIDの全てのデータが1つのまとまりとして出力されます。
また、同じ広告グループIDや広告IDのデータでも、キャンペーンIDが異なれば別々のデータとして扱われます。
例えば、CP1に含まれるG1、G2、G3のデータがひとまとまりとして、CP2に含まれるG1、G2、G4のデータがひとまとまりとして出力されます。
また、G1とG2はCP1とCP2の両方に存在しますが、CP1に含まれるG1、G2とCP2に含まれるそれらは別のデータとして扱われます。
以下がその例です。

元データの構成

アドレポで実際に出力される数値

上図のデータの、インプレッション数、クリック数、コンバージョンについて、キャンペーンIDをサマリー単位としてレポートを出力します。
「レポート設定」画面のサマリー単位で「キャンペーンID」にチェックを入れ、表示項目で「キャンペーンID」「インプレッション数」「クリック数」「コンバージョン」にチェックを入れてレポートを作成すると、下図のようになります。(ここでは、わかりやすくするためにセルに色を付けています。実際には色は付きません。)

広告グループIDをサマリー単位に設定する場合

同一広告グループIDであれば、キャンペーンIDや広告IDが異なっていても、当該広告グループIDの全てのデータが1つのまとまりとして出力されます。
また、同じキャンペーンIDや広告IDのデータでも、広告グループIDが異なれば別々のデータとして扱われます。
例えば、CP1、CP2の両方に含まれるG1のデータがひとまとまり、G2のデータがひとまとまりとして出力されます。
また、Ad1とAd2はG1とG4の両方に存在しますが、G1に含まれるAd1、Ad2とG4に含まれるそれらは別のデータとして扱われます。
以下がその例です。

元データの構成

アドレポで実際に出力される数値

上図のデータの、インプレッション数、クリック数、コンバージョンについて、広告グループIDをサマリー単位としてレポートを出力します。
「レポート設定」画面のサマリー単位で「広告グループID」にチェックを入れ、表示項目で「広告グループID」「インプレッション数」「クリック数」「コンバージョン」にチェックを入れてレポートを作成すると、下図のようになります。(ここでは、わかりやすくするためにセルに色を付けています。実際には色は付きません。)

広告IDをサマリー単位に設定する場合

同一広告IDであれば、キャンペーンIDや広告グループIDが異なっていても、当該広告IDの全てのデータが1つのまとまりとして出力されます。
また、同じキャンペーンIDや広告グループIDでも、広告IDが異なっていれば別々のデータとして扱われます。
例えば、CP1、2、G1~4の全てに含まれるAd1のデータがひとまとまりとして出力されます。
また、G1にはAd1、Ad2、Ad5、Ad6の4つの広告名のデータが含まれていますが、それらはそれぞれ別のデータとして扱われます。
以下がその例です。

元データの構成

アドレポで実際に出力される数値

上図のデータの、インプレッション数、クリック数、コンバージョンについて、広告IDをサマリー単位としてレポートを出力します。
「レポート設定」画面のサマリー単位で「広告ID」にチェックを入れ、表示項目で「広告ID」「インプレッション数」「クリック数」「コンバージョン」にチェックを入れてレポートを作成すると、下図のようになります。(ここでは、わかりやすくするためにセルに色を付けています。実際には色は付きません。)