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SmartNews広告とは?広告の種類や特徴、配信方法など基礎知識を詳しく解説!

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新聞各紙の購読数が年々減少し「テレビでニュースを見なくなった」という若者たちも多い一方、これらに代わる毎日の情報源となっているのがインターネットのニュースサイトやスマホのニュースアプリです。その中でも今、幅広い世代で人気を集めているのが「SmartNews(スマートニュース)」。今すでに利用している方や「テレビCMで知ってる」という方は多いのではないでしょうか。
そしてWebマーケティングという面で注目したいのは、このスマートニュースにもWeb広告を配信できる点です。毎朝ニュースをチェックしているビジネスマンや情報感度の高い層にリーチできる広告媒体は、ビジネスチャンスを広げる大きな可能性を持っています。今回はこの「スマートニュース広告」について掘り下げていきます。

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ニュースアプリ「SmartNews」について

SmartNewsサイトより

すでにご存じの方も多いかもしれませんが、まずはSmartNews(スマートニュース)というアプリの概要についてご説明いたします。
SmartNewsは、スマートニュース株式会社が提供している無料の「ニュースアプリ(スマートデバイス向けに様々なニュースを配信するアプリ)」です。同様のサービスに「Googleニュース」「グノシー」などがあります。
またニュースアプリには、幅広いジャンルのニュースを総合的に扱うものと特定ジャンルの話題を扱うものがありますが、SmartNewsは後者にあたります。

媒体数・記事数・ユーザー数いずれもナンバーワン!

SmartNewsのすごさは何といっても、数ある日本国内のニュースアプリの中でも、掲載媒体数・掲載記事数・ユーザー数のすべてでNo.1を誇っている点です。

ICT総研「2021モバイルニュースアプリ市場動向調査」によると、掲載媒体は実に3,000以上、掲載記事数は34,104件。大手メディアをはじめ雑誌・週刊誌、スポーツ紙、Webメディアなど多種多様な媒体から情報を収集・配信しています。趣味やスポーツ、グルメなど幅広いジャンルで構成された1,000以上のチャンネルの中から、ユーザーは好きなテーマを選んでニュースを受信できるのが魅力です。さらに全国5万店舗以上のクーポンが無料で使えるなど、ニュース以外のコンテンツも充実しています。

SmartNewsのユーザー属性

SmartNewsのアプリダウンロード数は2019年10月末時点で5,000万以上(日米合算)と非常に多く、月間のアクティブユーザー数は2,000万人を超えています。このユーザーの属性分布を把握しておくことは、マーケティング施策を行う際には大変重要です。
スマートニュース社がメディア向けに発表している資料によると、SmartNewsのユーザー属性には次のような特徴があります。(データはいずれも2022年10月時点)

年齢

20~50代の働く世代が約6割を占めています。
その一方で、最もシェアの大きい年代は60代(21.5%)となっており、決して若い層だけに利用されているアプリではないことが分かります。SNSやスマホというと若年層向けのメディアととらえられがちですが、SmartNewsへの広告配信なら幅広いユーザーへのアプローチが可能です。

性別

男性が48.8%、女性が51.2%と、ほぼ半々の比率となっています。
また各々の年代別割合を見ると、男女とも60代が最も多い(男性:24.2%、女性:18.9%)のは共通していますが、これに続く40代の割合が、男性は18.7%と開きがあるのに対し、女性は18.8%とほぼ60代と同数です。

年収

年収500万円未満が57.2%、500万円以上1,000万円未満が34.9%、1,000万円以上が7.9%となっています。
2021年における正社員の平均年収は508万円という国税庁のデータがあり、SmartNewsユーザーの約半数がこの水準にあることが分かります。

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「SmartNews広告」とは

SmartNewsの概要を知っていただいたところで、ここからは本題の「SmartNews広告」について詳しく解説していきます。

SmartNews広告はその名前の通り、上述のSmartNewsアプリ上に広告を配信できるサービスです。
SmartNews広告には、運用型広告の「SmartNews Standard Ads」と予約型広告の「SmartNews Premium Ads」という2種類のメニューがあります。それぞれの詳しい仕様は後述しますが、広告主は目標に応じて選択することになります。

  • Standard Ads:運用型広告(入札額や配信先、クリエイティブ等を継続的に変更・改善しながら運用する広告)
  • Premium Ads:予約型広告(配信期間や配信先、クリエイティブ等があらかじめ定められている広告)

新しい情報への感度が高いユーザーに広告配信できる

SmartNews広告が他の媒体と比べてより高い効果を期待できる理由の一つに、ユーザー特性の違いがあります。

上述の通りSmartNewsはニュースアプリであり、その利用者は様々なジャンルのニュースや最新情報を積極的に収集したいという気持ちが強いといえます。
そうした情報収集のアンテナが高いユーザーは、マーケティングのターゲットとしては最適。魅力的な商品・サービスの情報を広告で発信すれば、興味関心を持ってくれる期待値は非常に高いといえるでしょう。

スマートニュース社の調べによると、SmartNewsの1日の平均滞在時間は12.2分(Facebookは9.4分)で、SmartNewsのユーザーはコンテンツをしっかり読む傾向が強いというデータがあります。これは、広告やランディングページに記載された情報も読み込んでもらえる可能性が高いことを示唆しており、有望な見込み客の増加や商品購入などのコンバージョン獲得といった広告効果を期待できるというわけです。

透明度の高い広告計測が可能

SmartNews広告は、米オラクル社が提供する広告パフォーマンス測定・分析ツール「MOAT」による第三者計測に、日本のアプリとして初めて対応しました。また、デジタルメディア測定プラットフォーム・DoubleVerifyの計測にも対応。広告主にとって最も重要な「広告効果」において、より公平性・透明性の高い第三者計測が可能なのもSmartNews広告の強みです。

そして以下の表に示す通り、SmartNews広告はビューアビリティ・アドフラウド(広告不正)の両面で非常に優秀な結果が得られています。

MOAT SmartNews Grobal Japan
アプリ Web アプリ Web
In-View
(視認可能な広告表示)
静止画 90.4% 54.7% 54.9% 58.2% 46.8%
Invalid Traffic(無効なトラフィック) 静止画 0.1% 1.0% 2.6% 3.2% 3.8%
DoubleVerify SmartNews Asia Pacific JAPAN
モバイルアプリ モバイルウェブ 全デバイス
アプリ・ウェブ
ビューアビリティ
(視認可能な広告表示)
バナー広告
(静止画広告)
91% 72% 63% 49%

※ 参照 http://static.smartnews.com/smartnews-ads/mediaguide_jp.pdf

運用型広告「SmartNews Standard Ads」

SmartNews Standard Ads(以下「Standard Ads」)は、他のWeb広告媒体でも一般的な、運用型のインフィード広告です。
SmartNews広告運用者の約7割がこのStandard Adsを利用しており、SmartNews広告を初めて利用する方はまずこのStandard Adsから始めるのが良いでしょう。

配信方法

Standard Adsでは、広告の目的に合わせて3つの配信方法を選択できます。

リーチ最大化

フリークエンシー(1ユーザー当たりの広告表示回数)の上限を設定しつつ、ビューアブルインプレッション(視認領域に広告が表示された際のインプレッション)を最大化することで、低単価かつ短期間で広告接触リーチ最大化を目指します。

クリック最大化

広告をクリックしたことのあるユーザーと同じ記事閲覧傾向にある類似するユーザーへ優先的に広告を配信します。配信と学習を繰り返しながら、設定予算内でクリック数を最大化するように入札単価が自動で調整されます。

コンバージョン最大化

広告経由でコンバージョンに至ったユーザーと同じ記事閲覧傾向にある類似するユーザーへ優先的に広告を配信します。配信と学習を繰り返しながら、設定予算内でコンバージョン数を最大化するように入札単価が自動で調整されます。

配信面・配信サイズ

Standard Adsの広告配信面は、SmartNewsのニュースフィード(タイムライン)と記事面です。通常のニュース記事の合間に自然な形で表示できるため、広告が与えるマイナスイメージを抑え、ユーザーのスムーズな流入を期待できます。
記事面への配信場所については、記事本文内・記事下おすすめ欄・フッターの3パターンがあります。
※ SmartNews以外にも、業務提携しているパートナー企業のアプリ等に広告が配信されます。

広告クリエイティブはバナー広告と動画広告が対応しており、それぞれ以下のサイズが利用可能です。

(画像サイズ)1280×720px/1200×628px/600×500px/300×300px
(動画サイズ)アスペクト比 16:9

画像広告はカルーセル広告の配信も可能です(静止画を2~10枚まで表示)。

課金形態

他の運用型広告と同様、最低出稿金額が決まっておらず入札額の設定ができ、低予算からでも始められるのがメリットです。
SmartNews広告は手動入札・自動入札の両方に対応しており、課金形態もCPC(1クリックごとに課金)とCPM(1,000インプレッションごとに課金)のいずれかを選択できます。

配信アルゴリズム

SmartNews広告の配信アルゴリズムは、独自の人工知能「SmartNews AI」によって構成されています。
「ユーザー行動データ」「コンテンツ情報」「広告アクション」という3つのビッグデータを収集・分析して特定の情報を求めているユーザーを推測し、注目度・重要度の高いコンテンツの選別や広告の選定を自動で行い、最適化されたコンテンツや広告がユーザーに配信されます。

ターゲティング

他の運用型広告と遜色ない、多彩なターゲティング機能もSmartNews広告の特徴です。Standard Adsで利用できるターゲティング項目を表にまとめましたのでご参照ください。

種類 詳細
性別 すべて/男性/女性/不明
年齢 すべて/19歳以下/20-24歳/25-29歳/30-34歳/35-39歳/40-44歳、45-49歳/50歳以上
配信面 すべて/フィード面(Channel View)/記事面(Smart View)
時間帯 1時間単位
地域 都道府県、市区町村単位
フリークエンシー制御 指定なし/オーディエンスに1日で1~15回まで配信/オーディエンスに7日で1~15回まで配信
配信回線 すべて/Wi-Fiに限定して配信
通信キャリア すべて/docomo/au/Softbank
オーディエンス リマーケティング/配信除外/類似拡張/キーワード/モバイル広告IDリスト
興味関心 自動車/ビューティー&ケア/キャリア/恋愛&結婚/教育/エンタメ/ファミリー/マネー&金融/グルメ/ゲーム&アニメ/健康&ヘルスケア/政治/ペット/不動産/ショッピング/スポーツ/ファッション/テクノロジー/旅行

この中でも「オーディエンス」の項目にある、特定キーワードを含む記事を閲覧したユーザーをターゲティングできる機能は、ニュースメディアであるSmartNewsならではのものです。広告内容と関連性の高い記事を読んでいる層に直接アプローチでき、コンバージョン獲得を期待できます。

予約型広告「SmartNews Premium Ads」

SmartNews Premium Ads(以下「Premium Ads」)は、いわゆる純広告にあたるもので、配信期間や掲載位置を事前に予約するタイプの広告です。
最低出稿金額が決められており、広告費用はStandard Adsよりも高額になりますが、視認性の高い位置に広告を掲載できるため、短期間で大量のユーザーへの認知拡大が可能です。Standard Adsと同様、バナー広告と動画広告を配信できます。

Premium Adsには、配信期間・掲載位置の異なる「1Dayメニュー」「Weeklyメニュー」という2つのメニューがあります。

1Dayメニュー

特定の1日に限定して、SmartNewsのトップチャンネルのファーストビュー(一番上の部分)でディスプレイ広告を配信するメニューです。アプリの利用者が必ず目にする画面に広告を表示することで、多数のユーザーに強く訴求できます。ただし利用できるのは1日4社限定となっていますのでご注意ください。

Weeklyメニュー

SmartNewsのトップチャンネル以外の、多様なチャンネルでファーストビューにディスプレイ広告を1週間配信できるメニューです。これも非常にユーザーの注目度が高い掲載位置となるため多くの認知獲得を期待できます。

掲載ジャンルでのターゲティング

また豊富なジャンルやテーマでキュレートされたニュースを閲覧できるのもSmartNewsの特色ですが、Premium Adsではこのジャンル・チャンネルでのターゲティングが可能です。多種多様なカテゴリーの中から自社の商品・サービスに関連性が高いものを指定し、より関心の高いユーザーに訴求できます。

指定可能なジャンル・チャンネルの一覧がSmartNewsのヘルプページに掲載されていますのでご参照ください。

アドレポはSmartNews広告のレポート自動作成にも対応!

広告レポート自動化ツール「アドレポ」 累計アカウント開設1000件突破 広告アカウント6万件以上

SmartNews広告に限ったことではありませんが、運用型広告で継続的に成果を上げるためには、初めに決めた設定のまま漠然と広告を出し続けるのではなく、運用成果に応じてターゲットや予算、諸条件をリアルタイムに更新・調整していくことが重要です。

運用成果を正確に把握するためには、広告データの定期的なレポーティングが欠かせません。一方で広告レポートを手動作成するのは非常に煩瑣で工数のかかる業務であり、多くの運用担当者にとって大きな負担となっています。
私たちが開発・提供しているレポートツール「アドレポ」は、そんなレポート作成を自動化し、業務効率を劇的に改善できるツールとしてご好評いただいています。

そして近年、アドレポのユーザー様の中にもSmartNews広告を運用されている方が増えており、「アドレポでSmartNews広告のレポートを作れるようにしてほしい」というご要望を多数頂いておりました。
これをうけてアドレポでは2023年9月よりSmartNews広告のレポート作成に対応。簡単な設定で、煩瑣なレポーティング業務を自動化でき業務効率を改善します。広告運用のPDCAに、社内外への報告にご活用くださいませ。
こちらのページに、SmartNews広告とアドレポの連携方法をご紹介していますのでご関心のある方はご覧ください。

まとめ

今回は、SmartNews広告の特徴や仕様についてご説明してきました。
国内最大規模のニュースメディアに、豊富なターゲティングとAIによる高精度の広告配信が可能なSmartNews広告は、Web集客・販促において非常に有効な施策の一つといえます。特に他媒体で運用型広告の利用経験があるマーケッターの皆様はぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

その際は、SmartNews広告の自動レポーティングにも対応したアドレポがお役に立てると存じますのでご活用いただけると幸いです。アドレポについて詳しく知りたい方のために資料を無料でご提供しておりますのでこちらのリンクからダウンロードしてください。

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