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広告レポート自動化ツール8選|導入で後悔しない選び方のポイントとは?

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Web広告の運用レポート作成に、時間がかかっていませんか?特に複数の広告媒体のデータを分析する作業は労力がかかるため、負担に感じる広告運用担当者も少なくありません。

そこで本記事では、レポート作成を自動化する方法や広告レポートツールの選び方についてまとめました。「レポート作成が辛い」「月末の残業を減らしたい」という場合は、ご一読ください。

なお、広告のレポート作成を効率化するなら、広告レポート自動化ツール「アドレポ」がおすすめです。アドレポは直感的に操作できる上、カスタマイズ性の高いテンプレートが100種類以上あるため、社内報告の資料をスムーズに作成したりクライアントの要望に柔軟に応えたりすることが可能です。

「正確なレポートを効率良く作成したい」とお考えの方は、以下のボタンからお気軽に資料をダウンロードしてください。

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広告レポート自動化ツール「アドレポ」

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広告レポートの自動化が重要な理由

広告のレポートを自動で作成することは、広告運用で成果を出すために重要です。手作業でのレポート作成には多くの時間と手間がかかり、リソースを圧迫する恐れがあります。

広告運用でより良い成果を出すには、データにもとづいた正確な分析と、迅速な改善が必要です。正確なレポートは、社内での情報共有や、クライアントと認識を合わせるために役立ちます。

一方、レポート作成を手作業で行う場合、膨大な時間と手間がかかります。また、データを写し間違えたり、計算を誤ったりする人的なミスが発生するリスクを避けられません。

その結果、次のような状況が考えられます。

  • 週に一度のレポート提出のために、数時間をかけている
  • 担当者が変わると引き継ぎに苦労する
  • 残業しているのにクライアントに新しい提案ができない

レポート作成を自動化することで、広告運用の無駄をなくし、最適な判断を素早く下せます。限られたリソースで広告運用の成果を最大化するために、レポート作成の自動化は欠かせない取り組みです。

レポート作成を自動化するメリットについては以下の記事で解説しています。併せて参考にしてください。

⇒ レポート作成の自動化・業務効率化のメリットと生成手法について今一度考えてみる

レポート作成を自動化する方法3選

広告レポートを自動化する方法は以下の3つです。

レポート作成を自動化する方法

では1つずつ解説します。

1.Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシート

広告媒体からCSV形式でデータをダウンロードし、Microsoft Excel(以下、Excel)やGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトにまとめる方法があります。

無料でできるため、簡易的なレポートを作成する場合におすすめです。ただし、自動化には関数や「VBA(Visual Basic for Applications)」「Google Apps Script(GAS)」などの知識が求められます。また、複数の広告媒体を利用している場合、それぞれの管理画面から手動でデータをダウンロードする手間がかかる点もデメリットです。

レポート作成時には、テンプレートがあると作業がスムーズに進みます。当サイトでは、Google広告、Yahoo!広告、Meta広告(旧Facebook広告)といった主要な広告媒体に対応した無料テンプレートをご用意しておりますので、以下からぜひご活用ください。

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2.Looker Studio(ルッカー スタジオ)

Googleが無料で提供しているレポート作成ツール「Looker Studio(ルッカー スタジオ)」を活用する方法もあります。BIツールのひとつで、2022年10月までは「Google データポータル」という名称で提供されていました。

【BIツール(Business Intelligence ツール)とは】

データを可視化し、マーケティング分析・営業分析、生産管理などを手助けするツール。

多くのGoogleサービスや外部サービスと連携してデータを自動で集約し、表、棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフなど、さまざまな形式でデータを可視化できます。一度設定すればレポート上のデータは自動更新されるため、手作業でのデータ更新が不要です。

ただし、以下の注意点があります。

  1. 扱えるデータ量に制限がある
  2. 操作方法やデータの扱い方に関する知識が求められる
  3. 予告なく仕様変更される可能性がある

データの「見える化」や基本的な集計は得意ですが、複雑なステップを踏むデータ加工や特殊な計算処理は、Looker Studio単体では難しい場合があります。メリットを活かすためには、注意点も事前に理解しておくことが重要です。

Looker Studioの基本情報については以下の記事で解説していますので、こちらも参考にしてください。

⇒ 近ごろ話題のLooker Studioとは?機能や特徴、基本的な使い方を解説!

3.広告レポートツール

広告レポートツールは、複数の広告サービスのデータを自動で収集・統合し、自動でレポート作成を行います。

最新データを取得するだけでなく、高度な分析や予算管理まで一元的に行えるツールもあるので便利です。さらに、充実したサポート体制が提供されているものを選べば、初期設定につまずくことなく、運用ハードルを下げられます。

有料ツールなら、担当者のスキルレベルに関係なく、レポート作成からデータ分析、予算管理などの幅広い業務まで対応可能です。ただし、ツールごとに「対応できる広告媒体」「レポートのカスタマイズ性」にも違いがあるので、選定時に確認しましょう。

導入サポートが充実している広告レポートツールをお探しなら、アドレポがおすすめです。国内最大級の媒体数25以上に対応している上、誰でも直感的に操作できるので「レポート作成を簡単に行いたい」という場合は、まずは以下から無料資料をダウンロードしてみてください。

⇒ 広告レポート自動化ツール「アドレポ」の紹介資料をダウンロード

広告レポートツールの代表的な5つの機能

広告レポートツールとは、「Web広告の運用レポートを自動的に作成してくれるツール」の総称です。製品によっては、レポートの自動作成の他にもさまざまな機能が備わっており、業務の効率化をサポートします。

広告レポートツールの代表的な機能として、下記の5つが挙げられます。

広告レポートツールの代表的な機能

それぞれについて見ていきましょう。

1.広告レポートの作成・ビジュアライズ

広告媒体から出力される各種データ(表示回数、クリック数、クリック単価、コンバージョン率など)をツールに取り込み、整理されたレポートを作成します。また広告レポートツールには数種類のテンプレートが備わっており、取り込んだデータを表やグラフにビジュアライズ(可視化)し、出力が可能です。

以下の記事でテンプレートについて詳しく解説していますので、併せて参考にしてください。

⇒ 読みやすく分かりやすい広告レポートを作ろう!書き方のコツと実例&良質のレポートを簡単作成できる「テンプレート」の活用方法

2.広告データの一元管理

広告レポートツールは、複数の広告媒体と他のソフトウェアやサービスを連携することで、自動的にデータを取得し、各々の広告運用成果や費用の推移を一元管理できます。

各媒体の管理画面を個別に確認する必要がなくなり、重要な指標の変化をまとめて把握できるため、業務効率の向上につながります。

特に複数の広告媒体のデータを横断的に集約・分析するには「BigQuery(ビッグクエリー)」の活用も効果的です。以下の記事で特徴から広告運用でできることまで解説していますので、参考にしてください。

⇒【基礎編】話題のBigQueryとは?特徴や使い方、利用料金、広告運用でできることなどを詳しく解説

3.運用データの入出力

広告レポートツール上で集計された運用データは、Excel、CSV、PDFなどさまざまな形式での出力に対応しています(対応形式はツールによって異なる)。

出力されたデータは、ExcelやLooker Studio(ルッカー スタジオ)などのBIツールと連携することで、さらなるビジネスへの活用が可能です。また、他のシステムやツールからデータを取り込み、レポート作成に利用できるツールもあります。

なお、弊社ではアドレポのレポートテンプレートを、無料で限定公開中です。主要な広告媒体6社に対応していますので「テンプレート作りの参考にしたい」という方は、以下からお気軽にダウンロードしてください。

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4.予算管理

Webマーケティングでは、Yahoo!広告・Google広告などターゲットに応じて複数の広告媒体を併用するため、広告費全体の予算管理が求められます。特に、広告予算の超過はクライアントの信頼を損なうリスクがあるため、あらゆるプロジェクトにおいて重要です。

広告レポートツールがあれば、総広告費や残予算の推移をクライアント・アカウント・キャンペーン単位などで管理できます。どの広告にどれだけ予算配分すべきか、出稿・停止のタイミングをリアルタイムで把握できるので、予算の過不足による運用ミスを未然に防ぐことができます。

広告運用の予算管理の重要性については、以下の記事で解説しています。予算管理をする上で知っておくべきポイントをまとめているので、併せて参考にしてください。

⇒ ネット広告運用の最重要事項・予算管理の大切さと管理方法を知ろう!

5.広告レポートの共有

広告レポートツールで作成したレポートは、専用のURLを送るだけで、社内の担当者やクライアントとすぐに同じ情報を共有できます。メールにファイルを添付したり、相手がファイルを開けるか心配したりする手間がなく、人的ミスも防げます。

広告運用においては、データの共有方法が課題となるケースが少なくありません。広告レポートツールで生成したデータを活用すれば、やりとりの手間や確認作業を削減し、運用体制全体の効率化につなげることができます。

広告レポートツールを導入する5つのメリット

広告代理店が広告レポートツールを導入する主なメリットは、以下の5つです。

広告レポートツールを導入する主なメリット

それぞれ解説します。

1.レポート作成業務を効率化しコア業務に集中できる

ツールを活用することでレポート作成業務を効率化し、担当者がコア業務に集中できるようになります。広告媒体の管理画面から個別にデータをダウンロードし、表計算ソフトで集計・整形する作業は多くの時間と手間がかかります。

特に複数の広告媒体を運用している場合は、媒体独自のレポート機能だけでは、大量のデータを正確かつ迅速に管理するのが困難です。さらに、こうした作業は担当者のスキルに依存しやすく、データ集計の作業効率や精度にばらつきが生じるリスクもあります。

しかし、広告レポートツールであれば、複数の広告データを自動で一元化できます。広告媒体が異なっても、常に最新のデータを把握し、信頼性の高いレポートを効率良く作成することが可能です。

広告レポートツールを活用すれば、難しい技術や専門知識がなくても、見やすく分かりやすいレポートを短時間で自動作成できます。その結果、担当者に時間的な余裕ができ、改善策の提案などのコア業務に注力できます。

2.人的ミスを削減しデータの正確性を高められる

人的ミスを削減し、データの正確性を高められる点もメリットの1つです。手作業での広告レポート作成では「データの見間違い」「コピー&ペーストミス」「確認漏れ」が発生しやすいです。

レポートの正確性が損なわれると、施策の課題を見落とす確率が高まります。その結果、適切な改善策を実行できず、期待していた成果が得られません。

広告レポートツールを活用すると、データの抽出や計算、コピー&ペーストといった作業を自動化できます。データの正確性が向上するため、信頼性の高いレポートで改善策の立案が可能です。

3.いち早く課題に気づき改善策を検討できる

広告レポートツールがあれば最新の情報にいつでもアクセスできるため、課題を早期に発見できます。手動でレポートを更新していると、多くの場合、月次(もしくは週次)の更新となるため、昨日など直近の数値の変化に気づきにくいです。

一方で、広告レポートツールを活用すれば、「昨日、運用方針を変えたところの獲得単価が高騰している」「入札単価を下げた結果、一昨日より表示回数が激減している」といった最新の情報を確認できます。

その結果、原因の特定や改善策の検討にすぐ着手できるだけでなく、チームメンバーや上司への状況共有もスムーズに行えます。課題の早期発見と迅速な改善をサポートし、広告効果をより高めることに広告レポートツールが役立ちます。

4.チームメンバーと認識を統一しやすい

広告の成果が日々変動する中、全チームメンバーが最新かつ統一されたデータにもとづいて判断できる点もメリットです。手作業でレポートを作成する場合、人によって注目する指標が違ったり、データの集計方法にバラつきが出たりして、混乱が生じることがあります。

例えば、担当者によって集計期間や条件が異なれば、同じ広告のデータであっても数値に偏りが出ます。それに気づかないまま議論を進めてしまうと、適切な施策を実行できません。

広告レポートツールを導入すれば、誰でも簡単に同じフォーマットで、最新の広告成果を把握できます。 全チームメンバーが正確なデータを見ながら議論できるため、改善策の精度が高まり、施策の質向上にもつながります。

5.引き継ぎ業務をよりスムーズに行える

退職や異動などでこれまでの担当者から別のメンバーに業務を引き継ぐ際も、スムーズかつ確実に行えます。広告レポートツールには、広告媒体の運用の経緯、広告費の推移などの重要な情報が一元管理されているからです。

広告レポートツールではレポートが自動で更新されるので、更新方法の引き継ぎが簡単です。また、手動作成のレポートでは数値のみが記録されがちですが、ツールを使えばキャンペーン開始や停止、予算変更など、各タイミングでの運用アクションも記録として残っています。

その結果、前任者が引き継ぎ資料を作成する手間や、後任が情報収集に苦労するリスクを軽減できます。クライアントの「引き継ぎがされているのだろうか?」という不安を軽減し、良好な関係性を維持できます。

複数の広告を出稿するならツール導入がおすすめ

「Google広告やSNS広告など、いくつかの広告媒体で広告を出稿している」
「複数の案件を抱えている」
このような状況でレポート作成やデータ管理に課題を感じているなら、広告レポートツールの導入をおすすめします。

手動でのレポート作成は、「いくつもの管理画面を同時に立ち上げ、複数のデータを取り込んでレポートに整理する」といった煩雑な作業を、アカウントの数だけ行う必要があります。広告媒体の数が増えるほどレポート作成に要する時間が膨らみ、人的なミスが起こるリスクも高まります。

一方で広告レポートツールなら、複数の案件に割り当てられた広告アカウントや、複数の広告媒体にまたがるデータを一元管理できます。限られたリソースであっても、より正確で質の高いレポートを作成し、効果的な広告運用を実現することが可能です。

なお、レポートを効率的に作成するなら、アドレポがおすすめです。複数の広告媒体データを簡単にレポート化できるので、煩雑な作業に悩む必要がありません。また、100種類以上のテンプレートから、案件に最適なフォーマットを柔軟にカスタマイズできます。今なら無料トライアルを実施しておりますので、以下からお気軽にお試しください。

⇒ 広告レポート自動化ツール「アドレポ」無料2週間トライアル

広告レポートツールの選び方

広告レポートツールを選ぶ上で見るべきポイントは多く、判断基準が不明確な状態では、選択を誤る恐れがあります。そこで、適したツールを選ぶために最低限知っておくべきポイントを以下の6つ説明します。

広告レポートツールの選び方

では、それぞれ見ていきましょう。

1.目的に適している

広告レポートツールの導入においてまず重要なのは、「何のために導入するのか」「ツールでどのような問題を解決したいのか」という目的を明確にすることです。ツールによって得意分野や機能が異なるため、目的が曖昧なままでは自社に合わないツールを選ぶ恐れがあります。

広告レポートツールは、大きく「レポート特化タイプ」「BIツールタイプ」の2つに分けられます。

レポート特化タイプ BIツールタイプ
目的
  • 広告レポート作成の効率化・自動化を行う
  • 広告データを含む企業データの多角的な分析・意思決定を支援する
扱うデータ
  • 主に広告媒体のデータ
  • 広告媒体のデータ、社内の販売データ、顧客データなど幅広い
向いている場合
  • 報告・レポーティングの工数を減らしたい
  • 伝わりやすく分かりやすいレポートを簡単に作りたい
  • 自動化はしたいが、なるべく初期費用を抑えたい
  • レポートだけでなくデータ分析をしたい
  • データの扱いにある程度詳しい担当者がいる

上記のように広告レポートツールの得意分野が異なるため、まずは自社の導入目的を明確にし、自社に必要な機能を選ぶ流れがおすすめです。多機能なBIツールは魅力的ではありますが、必ずしもすべての機能が必要とは限りません。予算を有効に使うためにも、あくまで自社の目的に合ったツールを選びましょう。

2.運用している広告媒体に対応している

広告レポートツールを選ぶ際は、自社が現在運用している、または将来的に運用予定のある広告媒体に対応しているかを確認しましょう。ツールごとに連携できる広告媒体の種類や範囲が異なるからです。

例えば、最も広く使われているリスティング広告は、ほとんどのツールでレポート作成ができます。一方で、ディスプレイ広告やSNS広告、動画広告などは、ツールによって対応していないケースがあります。

ただし、Web広告であっても、GoogleやYahoo!のようなメジャーなものから、マイナーなものまでさまざまです。広告レポートツールによって連携できる広告媒体が異なるため、運用を検討している広告に対応できるツールを選ぶようにしましょう。

3.利用料金が予算に見合っている

機能や使いやすさだけでなく、利用料金が自社の予算や、導入によって得られる効果(費用対効果)に見合っているかを検討することもポイントです。どれだけ高機能であっても予算を大幅に超えては継続的な利用が難しくなります。一方で、安価なツールであっても必要な機能がなければ導入の目的を果たせません。

料金体系は、大きく以下の2つに分かれます。

月額固定型 広告費連動型
  • 連携する広告アカウント数や利用できる機能に応じて、月額料金が決まる
  • 予算が立てやすく、広告費の変動に料金が左右されない
  • 運用している広告費の一定割合が利用料金となる
  • 広告費が少ない初期は安価に利用できるが、広告費が増えると料金も上昇する

料金設定は広告代理店によって異なりますが、一般的なリスティング広告の運用代行手数料の相場は、広告費の約20%です。

扱う広告費が増加するほど代理店の収益が増加する一方で、作成するレポートに高いクオリティが求められます。その上で、相応の費用対効果を得るには、運用する広告費の1~3%程度の利用料金であることが目安です。

ただし、最終的には広告運用の状況によって企業ごとの判断が必要です。担当者のリソースが不足し業務に支障をきたしている場合は、広告費の規模にかかわらず自動化ツールの検討が推奨されます。

4.操作性が良く使いやすい

広告レポートツールは、日常的かつ長期間にわたって使用するものだからこそ、操作が直感的で、担当者が無理なく使いこなせることが重要です。操作が複雑で分かりにくいと、十分に活用しきれずレポート作成の効率化という目的を果たせません。

ツールを選ぶ際は、実際に使用する担当者にとっての使いやすさを言語化しておきましょう。

【操作性のチェックポイント例】

  • どのような機能があるのか一目で分かる
  • マニュアルを見なくても直感的に操作できる
  • 設定やカスタマイズが誰でも簡単にできる

特にBIツールは、レポート特化タイプに比べて操作が難しい傾向があります。担当者が慣れていない場合は、まずは直感的に操作できるような使いやすい管理画面がおすすめです。

なお、導入後のミスマッチを防ぐためには、無料トライアルなどを活用して実際の使用感を事前に確認しておくとより安心です。アドレポでもすべての機能を無料でお試しいただけますので、以下からお気軽にご活用ください。

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5.カスタマイズ性が高い

自社の報告スタイルやクライアントの要望に合わせて、「レポートの見た目や表示する項目を柔軟に変更できるか?」というカスタマイズ性の高さを確認しておきましょう。

多くの広告レポートツールには標準的にテンプレート機能が実装されており、既存のフォーマットがなくても効率的にレポートを作成できます。しかし実務上、「テンプレートの出力指標を変更する」「クライアントの要望に合わせる」などカスタマイズが求められる場合があります。

そのため、以下のようなカスタマイズができるか確認しておきましょう。

項目 チェックポイント
表示項目の選択・変更
  • 指標(クリック数、コンバージョン単価など)を選んだり並び替えたりできる
  • 自社のKPI(目標数値)など独自の指標を追加できる
レポートデザインの調整
  • グラフの種類(棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなど)を選べる
  • レポートの配色やレイアウト、ロゴの挿入などが調整できる
独自フォーマットの作成・保存
  • 一度作成したレポートをテンプレートとして保存できる
  • 複数の用途に応じてフォーマットを管理できる

現時点では「標準的なフォーマットだけで問題ない」と感じていても、将来的に、戦略やクライアントの要望が変わる可能性があります。そのため、カスタマイズ性の高いツールを選んでおくと、柔軟に対応しやすいです。

「そうはいっても、どのようなテンプレートが必要なのかイメージが湧かない」という方のために、使用頻度の高いレポートテンプレートを配布しています。無料でダウンロードできますので、以下からお気軽にご活用ください。

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6.サポート体制が整っている

導入時や運用中のサポート体制が整っているかどうかは、重要な選定基準です。使用していると「設定方法が分からない」「エラーが出てしまった」などの疑問が発生する可能性があるからです。

そのようなときにサポートを受けられなければ、問題解決に時間がかかるだけでなく、せっかく導入したツールの活用を諦めることになりかねません。

【サポート体制のチェックポイント例】

  • どのような方法(メール、電話など)で問い合わせできるか?
  • サポート窓口の受付時間はいつか?
  • 問い合わせてからどれくらいで返信があるか?
  • 分かりやすい回答があるか?

さらに、初期設定支援やトレーニングなどの導入支援プログラムの有無も確認しておくと安心です。ただ、利用料金やプランによって、受けられるサポートが異なる場合があるため、事前に確認しておきましょう。

手厚いサポート体制は、ツールのスムーズな導入と継続的な活用を後押しするだけでなく、広告運用の効率化にもつながります。可能であれば実際に問い合わせをして、サポートの対応速度や質を体験してみることをおすすめします。

おすすめのレポートツール8選

最後に、数ある広告レポートツールの中から厳選した8種類のツールを紹介します。

※ 2025年5月現在の情報です。
ツール名 特徴 費用 こんな方におすすめ
アドレポ
  • 対応媒体は25社以上
  • カスタマイズ性が高い
  • レポート考察・自動出力に対応
月額3万円(税抜)〜 案件や目的ごとにレポートを作成したい方
ATOM
  • Excelのテンプレートが豊富
月額5万円〜
※ 詳細は要問い合わせ
予算管理をしたい方
Databeat
  • Looker Studioを用いたレポート作成が可能
月額5万円(税抜)〜 インハウスで運用している方
Lisket
  • 低価格で利用が可能
月額2万円(税抜)〜 シンプルにレポート作成したい方
glu
  • レポート作成・分析ツールとして活用できる
要問い合わせ 高いカスタマイズ性を求めている方
Shirofune
  • レポート作成に加え、広告の自動運用も可能
月額2.5万円(税抜)〜
※ 月額広告費用×5%(税抜)
広告運用の効率化をしたい方
Roboma
  • 多数の計測ツールとの連携が可能
月額4万円〜
※ 詳細は要問い合わせ
オンラインでレポート共有をしたい方
ADRAS
  • RPAを用いてレポートを自動化
月額4.98万円(税抜)〜 主にExcelでレポート作成したい方

なお、レポート作成だけでなく予算管理や効果測定・分析など広告運用全体を支援してくれるツールもあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

では、それぞれについて見ていきましょう。

1.アドレポ

アドレポサイト イメージ
項目 概要
連携可能な広告媒体

Google・Yahoo!・Meta(旧Facebook)・Instagram・X(旧Twitter)・Criteo・LINE・ScaleOut・Logicad・FreakOut・Display & Video 360(旧DoubleClick Bid Manager)・SmartNews・Microsoftなど、25社以上 ※ 順不同

出力可能なレポート形式
  • サマリーレポート
  • アカウントレポート
  • キャンペーンレポート
  • 広告グループレポート
  • 広告別レポート など

※ よく利用される一般的なレポートは、ほぼ出力可能(テンプレートは100種類以上)

利用料金・プラン
  • 初期費用:無料
  • 基本料金:月額3万円(税抜)〜
特徴
  • 豊富なデータ出力形式に対応
  • 定期レポートを報告先などに自動送信
  • 予算データを一元管理し可視化
  • 運用成果の考察や改善アドバイスを自動作成
  • アドエビスとデータ連携可
サポート体制
  • 基本設定のご案内(ご契約から1ヵ月目)
    • 顧客要望のヒアリング
    • スケジュールのすり合わせ
  • 主力案件の自動化(1〜2ヵ月目)
    • 設定代行(一部案件に限る)
  • 全案件の自動化(2〜3ヵ月目)
    • 5〜10案件規模を想定
  • 運用定着(3ヵ月目〜)

※ 電話やメール、オンライン通話などでサポート

アドレポは、専門知識がなくても直感で操作できるシンプルな管理画面でありながら、カスタマイズ性の高いレポートを自動作成できるツールです。国内最大級の25社以上の広告媒体とのAPI接続が可能で、広告データ取得・レポート作成や予算管理などを自動化できます。

マニュアルなしでも直感的に操作できるので、誰でも以下3つのステップで簡単にレポート作成を行えます。

アドレポ導入フロー

レポートがカスタマイズ性に優れている上、テンプレートが100種類以上あるため、クライアントから急なフォーマット変更の依頼があっても柔軟に対応可能です。

また、以下の機能で戦略の改善や提案をスムーズに進められます。

【アドレポの便利な機能例】

  • 集計データをGoogleスプレッドシート・BigQueryなどで出力し、BIツールと連携
  • アドレポデータポータル:運用データをBIツールのようにビジュアライズ
  • スマート考察機能:広告データの分析・改善アドバイスを自動出力

「レポート作成のリソースを削減したい」「もっと正確かつ見やすいデータで、クライアントの満足度を上げたい」とお考えの方は、まずは以下から無料資料をダウンロードしてみてください。

⇒ 広告レポート自動化ツール「アドレポ」の紹介資料をダウンロード

※ 2025年5月現在の情報です。

2.ATOM(アトム)

ATOMサイト イメージ
ATOM公式サイトより
項目 概要
連携可能な広告媒体

Google・Yahoo!・Meta(旧Facebook)・X(旧Twitter)・LINE・TikTok・Microsoft・indeed・Amazonなど、16媒体 ※ 順不同

出力可能なレポート形式
  • サマリーレポート
  • メディア別レポート
  • デバイス別レポート
  • 月別推移レポート
  • 日別レポートなど

※ 150種類以上のレポートフォーマットがある

利用料金・プラン
  • 月額5万円~
    ※ 詳細は要問い合わせ
特徴
  • 複数媒体をツール上で一覧管理
  • レポートデータの出力も柔軟に対応
  • クリエイティブレポートを作成可能
  • アラート通知をメール送付
サポート体制
  • 初期設定の支援
  • 構築支援(約1ヵ月)
  • 定着支援

豊富なレポートテンプレートとカスタマイズ性の高さから、2025年5月現在で累計700社の企業が導入しているツール「ATOM(アトム)」を紹介します。

自社フォーマットを持っていなくても、見やすく分かりやすいレポートが簡単に作成できる点が特長です。さらに、広告画像や動画(サムネイル)を取り入れたクリエイティブレポートの作成、複数の広告媒体にまたがる日次進捗の一元管理もできます。

ユーザーの支援・サポート体制が充実しており、初めて広告レポートツールを利用する方も安心して利用できる製品です。

※2025年5月現在の情報です。

3.Databeat(データビート)

データビートサイト イメージ
Databeat公式サイトより
項目 概要
連携可能な広告媒体

Google・Yahoo!・Meta(旧Facebook)・Instagram・X(旧Twitter)・Criteo・Apple Search Adsなど40媒体以上 ※ 順不同

出力可能なレポート形式
  • Looker Studioをはじめさまざまなフォーマットで出力が可能
  • 豊富なレポートテンプレートを無償提供
利用料金・プラン
  • 月額5万円(税抜)~
特徴
  • Looker Studioのテンプレート
  • データの蓄積
  • 計測データとの連携
サポート体制
  • 専門スタッフによる導入サポート

Databeat(データビート)は、「Looker Studio(ルッカー スタジオ)」などBIツールへのデータ出力を得意としたツールです。そのため、広告のレポート自動作成はもちろん、広告以外のデータとの統合・分析にも活躍します。

主要な広告媒体のリスティング広告・SNS広告だけではなく、アフィリエイト広告やDSP広告もカバーしており、幅広いデータの収集が可能です。そのため、特にインハウスでデータ分析に力を入れたい企業におすすめです。

※ 2025年5月現在の情報です。

4.Lisket(リスケット)

リスケットサイト イメージ
Lisket公式サイトより
項目 概要
連携可能な広告媒体

Google・Yahoo!・Meta(旧Facebook)・X(旧Twitter)・Instagram・LINE・YouTube・SmartNews・TikTok・Microsoftなど11媒体 ※ 順不同

出力可能なレポート形式
  • 全体サマリ、リスティング広告レポートなど
利用料金・プラン
  • 100アカウントまで:月額2万円(税抜)
  • 200アカウントまで:月額4万円(税抜)
特徴
  • 最適化された広告レポートを自動作成
  • レポートは扱いやすいExcel形式
  • 複数媒体の予算推移を一元管理
  • 実績豊富な広告代理店が開発
サポート体制
  • 専用のサポートサイト有

次に紹介する広告レポートツールは、主要媒体のリスティング広告・SNS広告のレポート作成と予算管理を自動化できる「Lisket(リスケット)」です。

「基本的な機能を有している」「作成したレポートを、Googleドライブに直接保存できる」など使いやすい機能を備えています。また、1アカウントあたり月額2万円(税抜)からという料金設定なので「予算をかけられないが、広告レポートツールを試してみたい」という方にぴったりです。

※ 2025年5月現在の情報です。

Lisketについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

⇒【WEB広告運用サポートツール】Lisketとは?機能やメリット、レポート自動化の流れなどを詳しく解説!

5.glu(グルー)

グルーサイト イメージ
glu公式サイトより
項目 概要
連携可能な広告媒体・ツール

Google・Yahoo!・アドエビス・Googleアナリティクスなど約60の媒体・ツール

出力可能なレポート形式
  • Excel形式のレポートひな型を用意
利用料金・プラン
  • glu Standard(最大50アカウント)
  • glu Advanced(最大250アカウント)
  • glu Premium(最大600アカウント)
  • glu Lite

※ 料金は要問い合わせ

特徴
  • 複数媒体の広告データを自動収集
  • 豊富な対応メディア・ツール数
  • ダイス機能による多面的なデータ分析
  • Excel形式でのレポートアウトプット
  • 豊富なオプション機能
サポート体制
  • ツール導入前・導入初期・導入後に合わせてスタッフがサポート

glu(グルー)は、広告レポートツールの中でも特に分析機能が充実したツールです。レポートの自動作成はもちろん、取り込んだデータをサービス別・組織別・業種別などさまざまな視点・切り口で集約できる「ダイス機能」を備えています。

サポート体制が充実しており、ツール導入前・導入初期・導入後という3つのフェーズに合わせて、それぞれの領域に精通したプロスタッフがサポートしてくれます。BIツールなど外部ツールとの連携も可能なので、特にデータ分析に力を入れたい広告代理店におすすめです。

※ 2025年5月現在の情報です。

gluについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

⇒【WEB広告運用サポートツール】glu(グルー)とは?機能やメリット、レポート自動化の流れなどを詳しく解説!

6.Shirofune(シロフネ)

シロフネサイト イメージ
Shirofune公式サイトより
項目 概要
連携可能な広告媒体

Google・Yahoo!・Meta(旧Facebook)・X(旧Twitter)・LINE・TikTok・Microsoftなど約10媒体 ※ 順不同

出力可能なレポート形式
  • Excel形式のレポートテンプレート
利用料金・プラン
  • セルフプラン:月額広告費×5%(税抜)
    ※ 最低利用料は2.5万円(税抜)
  • サポートプラン:月額広告費×5%(税抜)+サポート料月額10万円(税抜)
特徴
  • 広告運用の自動化
  • 広告の運用改善
  • Excel形式のレポートテンプレート
サポート体制
  • プロが専任でサポート(サポートプランが対象)

ここでは、広告運用のエキスパートが開発したツール「Shirofune(シロフネ)」を紹介します。Yahoo!広告API認定パートナーとして、Google広告やYahoo!広告などの主要媒体に対応しています。

新規広告の配信設定から自動入札最適化、運用改善施策の提案・実行まで、広告運用にかかわるさまざまな業務を自動化することが可能です。また「改善カード」という改善提案が自動的に表示される機能があり、リソース不足で広告運用に手が回りきっていない場合でも簡単・短時間で改善を実現できます。

サポートプランであれば、専任の担当者から月1回オンラインサポートを受けられるため、運用をこれから開始するなど、成果を出せるか不安な方には安心です。

※ 2025年5月現在の情報です。

7.Roboma(ロボマ)

ロボマサイト イメージ
Roboma公式サイトより
項目 概要
連携可能な広告媒体

Google・Yahoo!・Meta(旧Facebook)・X(旧Twitter)・LINE・Taboolaなど19媒体 ※ 順不同

出力可能なレポート形式
  • ExcelやCSV形式
  • Googleスプレッドシートや BigQueryへの出力も可能(オプション)
利用料金・プラン
  • 月額4万円
    ※ 詳細は要問い合わせ
特徴
  • ETLやDataOpsとしての活用に対応
  • 効果測定ツールとの連携
サポート体制
  • 専任担当者による導入支援

Roboma(ロボマ)は、レポート作成からデータ分析までを行うクラウド型のツールです。広告データの一元管理によって業務工数や人的ミスの削減を手助けします。

広告データを収集し、ExcelやGoogleスプレッドシートでのレポート作成を自動化することが可能です。また閲覧権限を設定できるユーザー招待機能もあり、管理画面によるダッシュボード共有も簡単に行えます。

※ 2025年5月現在の情報です。

8.ADRAS(アドラス)

アドラスサイト イメージ
ADRAS公式サイトより
項目 概要
連携可能な広告媒体

Google・Yahoo!・Facebook・X(旧Twitter)・Criteo・SmartNewsなど29媒体※ 順不同

出力可能なレポート形式
  • 実績レポート
  • キャンペーンレポート など

※ 多数のレポートフォーマットあり
※ ASP別のレポート出力も可能

利用料金・プラン
  • 基本料金:月額4.98万円(税抜)
特徴
  • 広告データの自動収集
  • レポートフォーマット
  • CATSとの連携
サポート体制
  • 専任の担当者導入前サポート
    営業担当が専属で担当
  • 導入後サポート
    専任のカスタマーサクセスメンバーがサポート

ADRAS(アドラス)は運用型広告の手間を「徹底排除」することを目的として作られた「ダッシュボードツール」です。運用型広告のレポート集計業務を自動化し、「人的コスト削減」や「提案スピードUP」を実現します。また計測ツール「CATS」との連携により、正確なクライアントコンバージョン計測が可能です。

※ 2025年5月現在の情報です。

広告レポート業務を自動化するならアドレポがおすすめ

広告運用の効率化には、広告レポートツールの活用が欠かせません。成果を出すには、データにもとづいた正確な分析と、迅速な改善が必要です。正確なレポートは、社内での情報共有だけでなく、クライアントと認識を合わせるために役立ちます。

ただ、多様なツールが存在するため、自社のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。もし「複数の広告媒体データを一元化したい」「複数の案件を効率的に管理したい」とお考えの場合は、「アドレポ」がおすすめです。

アドレポは25社以上の広告媒体とAPI連携し、レポート作成や予算管理の自動化ができます。また、カスタマイズ性に優れており、独自のフォーマットでのデータ出力が可能な上、直感的に操作できる管理画面で誰でも簡単に使いこなせます。

充実したサポート体制を整備しており、お問い合わせにも迅速に対応いたします。初期費用がかからない上、2週間の無料トライアルも行っているので、「レポート作成を効率化したい」とお考えの方は、以下からお気軽に資料をダウンロードしてみてください。

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