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後悔しない広告レポート自動化ツールの選び方とは?レポート作成の基本からツール導入の目安、活用方法まで必ず押さえておきたいポイント

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当社が開発・販売している運用型広告レポート作成ツール「アドレポ」は、おかげさまで多くの広告代理店様にご利用いただいています。その優れた機能の数々は、すでにこのコラムでも何度かご紹介した通りです。
もちろんアドレポの他にも、Web広告のレポートツールは多数リリースされています。今回は、広告レポートについての基本知識や活用方法を解説しながら、そのレポート作成を自動化してくれる選び方や特に著名なレポートツールの特徴についても注目します。導入を前向きに検討されている方も、まだ悩まれている方も、ぜひご参考になさってください!

導入実績400件以上

広告レポート自動化ツール「アドレポ」

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広告レポートとは?

広告レポートツールについてご説明する前に、まず「広告レポート」についてしっかりと理解しておきましょう。

広告レポートとは、Google・Yahoo!・FacebookなどのWeb広告の運用成果を、様々な角度から整理してまとめたものです。レポートですから、ただ数値データを羅列するのでなく、表やグラフで分かりやすく可視化されています。
また通常は、運用担当者による運用成果の評価や分析・考察を、テキストで随所に織り込みます。
例えば、下図のようなイメージです。

広告レポートのサンプル

広告レポートの基本的な構成

一般的な広告レポートは、次の4つの内容で構成されています。
初めて広告レポートを作る方は、まずこちらを参考にしていただければ良いでしょう。

運用結果

直近の広告運用結果のサマリー(概要)を報告します。月次レポートなら先月の、週次レポートなら先週の運用成果です。
広告媒体ごとに、インプレッション数、クリック数・率、CV数、CPAなどの基本的な指標を表にまとめて整理するのが一般的です。

詳細データ

主要な指標について実際の運用データを報告します。時間軸(日次・週次・月次など)での推移を追いながら、どの指標にどんな変化が起きたのかが明確に分かるよう整理しましょう。
また時系列だけでなく、ユーザー属性別・キャンペーン別・キーワード別・デバイス別など様々な角度から見ていくのも大切です。

考察

今回の成果について、「なぜ、このような結果になったのか」「なぜ、このような変化が起きたのか」を運用担当者が分析・考察し、所見を示します。
数値データをもとに、担当者の推測も踏まえながら、良い結果にも悪い結果にもしっかり向き合って検証しましょう。

※レポート自動化ツール「アドレポ」には、この考察を自動で作成する「スマート考察機能」が備わっています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

今後の方針

今回の運用結果や考察を元に、今後の広告運用の方針や具体的な施策について説明します。
広告運用はPDCAの繰り返し。たとえ今回結果が思わしくなくても、次にいかに改善していけるかが大切です。ここでどれだけ建設的な提案を行えるかが、運用担当者の力の見せ所ともいえるでしょう。

なぜ広告レポートが必要なのか?

そもそもWeb広告運用を行う上で、なぜ広告レポートが必要なのでしょうか。これが心底腑に落ちていないと、後述するレポート自動化ツールの必要性・重要性もまた理解できないでしょう。

広告レポートを作成する目的は、次の4点にまとめられます。

運用成果を明確にする

広告の効果が客観的な数値で示されるというのは、他媒体の広告にないWeb広告の特性であり、Web広告がここまでシェアを伸ばした大きな理由の一つです。
広告レポートによって広告の運用パフォーマンスが明確に示され、クライアントのビジネスにどれくらい貢献できたのか、目標達成にどれほど近づいたのかが分かります。これは広告主にとっても運用者にとっても非常に重要です。

問題点を洗い出し、対策を検討する

「運用型広告」と呼ばれるように、Web広告で成果を出すためには、広告への反応率や目標の達成度、コストなどを継続的に観察し、課題や問題点を解決しながら、PDCAを繰り返してブラッシュアップさせていく巧みな運用が必要があります。このために欠かせないのが広告レポートです。
Web広告運用に関する様々な指標の変化を広告レポートによって俯瞰し、前日・前月実績との比較などを多角的に行うことで、運用の問題点が洗い出され、運用担当者は改善のための対策を講じられるのです。

クライアントと運用担当者との認識を合わせる

Web広告の運用状況を、広告レポートという目に見える形でアウトプットすることにより、運用の現状や課題をクライアント・運用担当者同士で共有でき、同じ認識と問題意識を持ってプロジェクトに取り組めます。
広告レポートを作成せず口頭などの曖昧な報告だけだと、運用状況が広告主に正しく理解されず、改善提案が受け入れられなかったり、広告代理店としての仕事を正当に評価されなかったりする恐れもあります。

ノウハウの蓄積

定期的に発行する広告レポートは、単なる報告資料というだけでなく、日々の広告運用活動の記録でもあります。
広告媒体やターゲットの設定、広告クリエイティブやキーワードの見直し、入札価格のチューニングなど、費用対効果を少しでも高めるための試行錯誤の足跡が、広告レポートには残されています。それらは今後、同様の案件で広告運用を行う際には貴重なノウハウとなるでしょう。

広告レポートを作成する基本的な手順

このように重要な役割を持つ広告レポートですが、一方で、広告レポートを自分で作ったことがなく「どうやって作ればいいの?」とお悩みの方もいるかもしれません。
ここでは、皆さんに広く使われているExcelをベースにした広告レポートを作成する手順を、簡単にご説明します。

①KPIの設定

広告運用の目標とするKPI(重要業績評価指標)を設定します。
広告レポートには絶対に外せない項目であり、広告運用の施策を考える上でも重要な項目です。

②データの取得

広告媒体の管理画面から、レポート対象となる期間の運用データを取得します。
インプレッションやクリック数といった主要な指標はもちろん、ユーザー別、キーワード別など異なる属性でソートした集計データも必要です。
データ取得の方法は広告媒体によりますが、ほとんどの場合、CSV等の形式でダウンロードできます。

③集計用シートへの貼り付け

Excelで広告レポートを作る際は、最終的にレポートとして出力するワークシート(テンプレート)に直接データをコピペするのでなく、データ貼り付け・集計用のシートを別に設けるのが基本です。
②で取得したデータから、レポートに必要なデータを集計用シートに貼り付けます。

④データの集計

集計用シートに貼りつけたデータを集計し、レポートに載せる数値データを導きます。
総和や平均値の計算は簡単ですが、より複雑な集計を行う場合は関数を用います。

⑤テンプレートと集計用シートのデータリンク

集計用シート上を参照元として、テンプレートとなるワークシートに数値データをリンクさせます。
こうすることで、次回以降は集計用シートのデータを更新・編集するだけで、テンプレートを触らずに新しいレポートを作成できます。

⑥テンプレートの編集

テンプレート上で、集計用シートから読み込んだデータをもとに表やグラフを作成してレポートとしての形を整えます。
最初に設定したKPIの推移がきちんとレポート上で示されている必要があります。

⑦分析・考察の作成

最後に、レポートに整理された運用データの分析や考察、今後の方針などの説明文を作成し、レポートに記載します。

「伝わるレポート」を作るための4つのポイント

広告レポートを作るには、様々な工程を踏まねばならないことがお分かりいただけたかと思います。ただ作成するだけでも大変なのに、これを誰にでも分かりやすく、伝わりやすいレポートに仕上げるとなるとハードルはさらに高くなります。
ここでは、読む人に伝わりやすい広告レポートを作るために押さえておきたい大切なポイントを4つご紹介しましょう。

できるだけビジュアル化する

広告媒体から得られた各種データは、適切にカラーリングされた表やグラフを使ってなるべくビジュアル化しましょう。手間はかかりますが、これだけでもレポートはぐっと見やすく、内容が伝わりやすくなります。管理画面の数値をそのまま羅列しただけのレポートは極力避けましょう。
下図は当社のレポートツール「アドレポ」のレポートテンプレートです。随所に表やグラフを配置して見やすく整理されているのがお分かりいただけると思います。

俯瞰から細部に、総論から各論に展開する

広告レポートを作る時は、まず全体の運用成果についてまとめ、次に各指標の詳しいデータを載せ、さらに時間軸以外の様々な角度から細かい数値を見ていく、という流れが基本です。
運用成果についての考察を文章で書く時も同じで、最初に運用全体として成否の総括、続いて具体的に、どの指標がどう変化したのか、その要因などを詳しく掘り下げていくと読む人に伝わりやすくなります。
「俯瞰から細部へ」「総論から各論へ」の流れを常に意識しましょう。

前回との比較を必ず行う

広告レポートは、ただ今回集計分の数値を載せるだけではその良し悪しが理解できません。前回のレポート(前月分・前週分など)からどのような変化があったのかの「比較」を必ず盛り込みましょう。
過去の数値と比較して初めて、今回の運用成果を正しく判断・評価できます。どのような条件・項目で比較するかは運用担当者次第ですが、目指す目標の達成度が最も際立つ比較の仕方を考えるのも大切なポイントです。

見やすさ・読みやすさに配慮する

どれだけ内容の優れた広告レポートであっても、読む気になれないような雑な体裁では、伝わるものも伝わりません。
文字サイズやフォントが不揃い、数字やグラフの位置がそろっていない、色使いが不自然、紙面にゆとりがない…。こうした細かな点を改善していくことも、伝わるレポート作りには必要です。作成者のセンスが問われるところですが、レポートツールのテンプレートを参考にするのも良いでしょう。

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広告レポートを作成する時によくあるお悩み事

ここまで広告レポート作成の流れやポイントをご説明してきました。毎月、毎週、広告レポートを定期的に作るというのがいかにタイトな業務であるか、これは一度でもレポート作成を経験された方ならお分かりいただけるでしょう。

特に広告代理店のWeb広告運用を担当されている方々は、多忙な業務を抱えながらのレポーティング、ご苦労やお悩みも多いことと思います。実際に、広告代理店のレポートご担当者様にお話をうかがったところ、次のようなお悩みをよく聞かれました。

作業が面倒

  • 「媒体管理画面やGoogleアナリティクスから様々な指標を集計するのが複雑で面倒」
  • 「クリエイティブのトリミングや貼り付けが面倒」
  • 「マージン等を加味したコスト算定が面倒」

スケジュールがタイト

  • 「レポート作成作業が月末・月初に集中するためハード」
  • 「日次レポートは毎朝の集計が大変」

関数の扱いが難しい

  • 「レポートフォーマットに関数が組まれていると変更などが大変」
  • 「他人が作った関数が使われており、仕組みが分からない」

レポートの内容に自信が持てない

  • 「『今出しているフォーマットは本当に最適なんだろうか?』という気持ちでやっている」
  • 「レポート内容のミスの発生が怖い」

ここにあげたような、運用担当者様の様々なお悩みを一挙に解決してくれるツールが、本コラムの主題である「広告レポートツール」です。これについて次章から詳しく解説していきたいと思います。

広告レポートツールとは?主な機能について

Web運用担当者にとって、広告レポートはなくてはならない非常に大切なドキュメントであること、また、クライアントに満足してもらえる広告レポートを作成するには、相当の知識や手間が必要であることを、ここまでの説明でご理解いただけたかと思います。
そして広告レポートは、一度作って終わりではなく、毎週・毎月と定期的に作成しなければなりません。担当者の業務負担が大変なものとなるのは想像に難くないでしょう。

ここからは、この広告レポート作成業務を大きく省力化してくれる「レポートツール」について詳しく解説していきたいと思います。

広告レポートツールとは、一言で言うと「Web広告の運用レポートを自動的に作成してくれるツール」の総称です。製品によっては、レポートの自動作成以外にも様々な周辺機能が備わっており、運用担当者の業務効率化をサポートします。
この広告レポートツールの機能を詳しく見ていくと、主に次の4つに分類できます。

広告レポートの作成・ビジュアライズ

広告媒体から出力される様々なデータ(インプレッション、クリック数、クリック単価、CVRなど)をツールに取り込み、整理されたレポートを作成します。
またレポートツールには数種類のテンプレートが備わっており、取り込んだデータを表やグラフにビジュアライズ(可視化)して出力できます。

広告データの一元管理

ネットユーザーの購買行動が多様化する中、現在はターゲットの属性やデバイスに最適化したプローチができるよう、複数の広告媒体を並行展開させる手法が当たり前になっています。
レポートツールは、複数の広告媒体APIと紐づけることで、媒体から自動的にデータを取得し、各々の運用成果や広告費用の推移などを一元管理することができます。
すべてのデータを一か所に集めるため、重要な指標の日時推移も個々の媒体に都度アクセスすることなく俯瞰でき、非常に便利です。

運用データの入出力

レポートツール上で集計した運用データは、Excel・CSV、PDFなど様々な形式で出力できます(扱える形式はツールによって異なります)。出力したデータはExcelや外部BIツールなどに連携してさらなるビジネスへの活用も可能です。
逆に他のシステム・ツールから取得したデータをインポートしてレポートを作れるツールもあります。

予算管理

上でも触れましたが、通常ネットマーケティングではYahoo!広告・Google広告など、ターゲットに応じた複数の広告媒体を併用するため、各広告媒体トータルでの予算管理が必要になります。予算管理は、あらゆるプロジェクトにおいて重要なタスクであり、予算超過などのミスはクライアントの信頼失墜を招きかねません。
レポートツールでは、トータルの広告費や残予算の推移をクライアント・アカウント・キャンペーン単位で管理可能です。どの広告にどれくらい予算配分すれば良いか、出稿・停止のタイミングなどをリアルタイムで把握でき、予算コントロールのミスを防ぎます。

レポートツール導入のメリットとは?

広告代理店がレポートツールを導入する主なメリットは次の4つです。

レポート作成業務の効率化

レポートツールを使えば、難しい技術や専門知識がなくても、見やすく、分かりやすいレポートを短時間で自動作成できます。
手動での広告レポート作成に大変な労力がかかることは、一度でも経験された方ならよくご存じでしょう。管理画面を開いて、データをダウンロードして、コピーして、関数で処理して貼り付けて、グラフ化して…。ツールの導入によって、こうした作業に費やしていた工数を劇的に削減できます。担当者は時間に余裕ができ、他の業務にも注力できますし、組織としてもより生産性を高められるでしょう。

ミスの削減

手作業で広告レポートを作成するには数々の手順を踏まねばなりません。そして各々の手順に、見間違い、操作間違い、確認ミスといったヒューマンエラーの発生リスクがあります。
レポートツールを使えば、こうした問題は一気に解決。データの抽出や計算など、人為的ミスが起こりやすい作業をツールが自動で処理してくれるので信頼性の高いレポートを作成できます。

データ共有・分析がしやすい

インターネット広告の運用パフォーマンスはリアルタイムで変動しています。プロジェクトに関わる人たちは、常に日々の進捗状況を共有し、分析・検証を行って次のアクションを方針付けることが重要です。
この運用データの共有・分析がスムーズなのもレポートツールのメリットです。ツールにアクセスすればいつでも最新のレポートを閲覧できますし、レポートの自動メール送信機能があればツールにアクセスしない関係者とも情報共有が容易に行えます。
手動作成の広告レポートでは、更新のたびに媒体とのデータ接続や更新作業、メール送信などを行わねばなりません。

引き継ぎ対応の効率化

退職や異動などでこれまでの広告運用担当者が持ち場を離れ、別の担当者に業務を引き継ぐことがあります。この引き継ぎも前任者の大事なタスクでありますが、意外と労力のかかるものです。
レポートツールには、ツールに紐づいた複数の広告媒体における運用アカウント情報やこれまでの広告運用の経緯、広告費の推移などすべての情報が集約されています。口頭や書類でのやりとりがなくても、新任者はツール上のデータを閲覧すればこれまでの運用状況を一通り把握でき、クライアントともこれまで通りの関係性を維持しやすくなるでしょう。

レポートツールを導入するべき「目安」

「良いものとは聞いてるんだけど、今、うちには必要なんだろうか…」と、レポートツールの有効性やメリットを感じつつも導入に二の足を踏んでしまう企業様は少なくありません。
当社ではこれまで数々の広告代理店様から、レポートツール導入に関してヒアリングを行ってまいりました。そこから導かれた、企業がレポートツールを導入すべき「目安」は次の通りです。

広告費の1~3%程度の料金

一般的な広告代理店における、リスティング広告の運用代行手数料の相場は、広告費の20%とされています(細かい料金設定は広告代理店によって異なります)。扱う広告費が大きくなるほど代理店の収益も増えますが、同時に代行業務のボリュームは増え、広告レポートに高いクオリティを要求されます。
これを前提に、企業が無理なくレポートツールを導入でき、相応の費用対効果を得られるための目安は「ツールの利用料金が、運用する広告費の1~3%程度」と考えます。

複数案件×複数媒体

レポートツールは、複数のクライアント・案件に割り当てた広告アカウントや、複数の広告媒体にまたがる広告運用データを一元管理できるのが強みです。
これが手動でのレポート作成だと、いくつもの管理画面を同時に立ち上げ、複数のデータ群を取り込んでレポートに整理するといった煩瑣な作業をアカウントの数だけ行うことに。アカウントや媒体が増えるほど、工数は倍々で増え、人為的ミスのリスクも高まります。
こうした「複数案件×複数媒体」のケースが増えてきた広告代理店様は、本格的にレポートツール導入を検討されることをおすすめします。

導入実績400件以上

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レポートツールの選び方!押さえておきたいポイント

現在たくさんの広告レポートツールがありますが、基本的な機能は各製品ともそう大きく違いません。実際、製品を選ぶ際に「各ツールの差分が分かりにくい」と悩まれる方は多くいらっしゃいます。
レポートツールを選ぶ上でまず大事なことは、「判断基準をどこに置くか」。使いやすさ、機能面、コスト、サポートなど、見るべきポイントはたくさんあります。この判断基準をあいまいなままにしていると、選択を誤ってしまう可能性は非常に高いです。
ここでは、貴社にとっての判断基準を定め、適したツールを選ぶために把握しておくべきポイントをご説明します。

ツール導入の目的を確認する

レポートツールには、広告運用データのレポーティング機能に特化したタイプと、BIツールのように各種データの横断的な比較・分析も行えるタイプがあります。もちろん後者の方が多機能で導入費用も高くなりますが、せっかくのBI機能も必要ないのなら選ぶ意味がありません。
まずはレポートツール導入の目的、何を実現したいかを確認した上で、その目的に合ったタイプの製品を選びましょう。

【レポート特化タイプが向いている方】

  • 報告・レポーティングの工数を減らしたい
  • 美しく分かりやすいレポートを簡単に作りたい
  • 自動化はしたいが、なるべく費用を抑えたい

【BIツールタイプが向いている方】

  • クライアントとリアルタイムでデータ共有したい
  • レポートだけでなくデータ分析をしたい
  • データの扱いにある程度詳しい担当者がいる

対応する広告種類・媒体を確認する

レポートツールによって、対応している広告の種類も異なります。
最も広く使われているリスティング広告にはほとんどのツールがレポーティングできますが、例えばディスプレイ広告やSNS広告、動画広告などは対応・非対応が製品によって違います。現在運用中の広告に対応しているレポートツールを選ぶようにしましょう。

また同じリスティング広告でも、GoogleやYahoo!のようなメジャーなものから、あまりシェアの高くない広告媒体まで様々です。これもレポートツールによって連携できる広告APIが異なるためご注意ください。もちろん連携できる媒体が多いほど便利なのは言うまでもありません。

使える費用を把握する

前章で、レポートツール導入の目安として「利用料金が、運用する広告費の1~3%程度」と申しましたが、あくまで一つの目安であって、最終的には各企業の広告運用状況によって判断されることが多いです。
例えば、運用アカウント数に対して担当者のリソースが少なく、マルチタスクで業務に支障をきたしている場合は、広告費の大小によらず自動化ツールの導入を早急に考えるべきでしょう。
「レポートツールにどのくらい費用をかけられるか」をよく把握した上で、費用対効果を踏まえた選択をしてください。

データの出力機能を確認する

先にもご説明した通り、多くのレポートツールは、集計した広告運用データの出力機能が備わっています。広告データを外部のデータベースやBIツールと連携させたいとお考えの方は、出力したいデータ形式に対応しているかどうかも必ず確認してください。
また現在はそのような活用は考えていない方も、今後の拡張性を念頭に置いて、なるべく多くの形式でのデータ出力に対応したツールを選ぶと良いでしょう。

「こんなはずでは…」レポートツール導入後の失敗例3つ

事前に製品情報を収集し、前章でご説明したようなポイントにも気を付け、どれだけ慎重にツールを選択したとしても、それが本当に正解だったのかは、実際に運用してみないと分かりません。
ここでは、広告代理店の方々がレポートツール導入後に経験された失敗や不満の中から、よく聞かれるものをピックアップしました。あくまで反面教師としてご覧ください。

使いこなせる人がいない

大部分のレポートツールは、分かりやすいインターフェースで操作も比較的シンプルになっていますが、それでも使いこなすためのハードルは低くないようです。

  • 「思った以上に設定が難しく、メンバーに落としたあと、運用に乗らない」
  • 「ツールを使える人がいないので、結局手作業でのレポート作成に戻した」

といった声を現場からよく頂きました。
その他「担当者が退職したので、誰も使えなくなった」というケースも結構多いです。

機能が多すぎる・少なすぎる

レポートツールの機能ボリュームに関する不満も聞かれます。

「ツールの機能が多すぎて半分も使いきれない。もっとシンプルで良かった」というものや、逆に「欲しい機能が足りない」「レポートのカスタマイズがしにくい」などです。
レポートツールを選ぶ判断基準は様々ですが、結局多くの人にとって一番優劣が分かりやすいのは「価格(コスト)」であるため、つい安価なツールに走りがち。それゆえに導入後に「機能面が脆弱」「思ったより使い勝手が悪い」といった失敗を招いてしまうのです。
ツール導入の目的をよく確認した上で、必要十分な製品を選びたいですね。

ツールの安定性・拡張性への不満

「APIの不具合が多い」「ツールの動作が安定しない」など、レポートツールの安定性に不満を持つ方も少なくありません。これはベンダーの製品開発力による部分が大きいですが、それを導入前にユーザーが見極めるのはまず無理なので、導入後に感じた不満はその都度ユーザーの声としてメーカーにフィードバックするのが大切です。
また、「ツールの機能拡張が遅い・無い」というものもあります。ひどいケースだと、導入後にツールのサービス提供が終了してしまい、またイチから置き換えを検討させられる羽目になったという方も。製品のバージョンアップや機能拡張が頻繁に行われているかは製品サイトなどでチェックしておきましょう。

まずはこれらをチェック!人気のレポートツール4選

最後に、数ある広告レポートツールの中から特に人気の高い4製品をご紹介します。
それぞれの特徴をここで紹介しきることはできませんので、より詳しく知りたい方は公式サイトから各運営会社にお問い合わせください。

ATOM(アトム)

Web広告のレポートツールとしては最大手とされる製品です。2021年8月現在でのべ500社の広告代理店が導入しています。
100種類以上のレポートテンプレートと、フォーマットのカスタマイズ性の高さが特徴。クリエイティブレポートの作成、複数の広告媒体にまたがる日次進捗の一元管理も可能です。また電話やメールでのサポートを受けられる「ATOMサポートデスク」が充実しており、利用者には安心でしょう。

運営会社:SO Technologies株式会社
公式サイト:https://www.atom.tools/

Lisket(リスケット)

複数媒体のWeb広告のレポート作成と予算管理を自動化できるツールです。基本的な広告運用に必要な機能を有しており、かつ月額1万円~・広告アカウント1つ当たり500円という他低料金が他ツールにない大きな強み。14日間の無料期間もあります。「予算はかけられないけど、レポートツールを試してみたい」という方には有効な選択肢となるでしょう。
広告種類はリスティング広告のみです。

運営会社:株式会社カルテットコミュニケーションズ
公式サイト:https://lisket.jp/

glu(グルー)

分析性に優れたレポートツールです。Web広告のレポート作成を希望のフォーマットで自動作成できるだけでなく、取り込んだデータをサービス別・組織別・業種別など様々な視点・切り口で集約できる「ダイス機能」を備えています。APIとの連携実績も豊富で、各種BIツールなど外部ツールとの連携も可能。特にデータ分析に力を入れたい広告代理店様には適しています。

運営会社:アタラ合同会社
公式サイト:https://glu.atara.co.jp/

アドレポ

バランスのとれた機能構成が特徴のレポートツールです。
国内最大級の20社以上の広告媒体とのAPI接続が可能で、広告データの取得・レポートの作成・出力と予算管理などを自動化できます。ディスプレイ広告のクリエイティブレポートにも対応。
またレポートのカスタマイズ性に優れ、クライアントの要望にあわせたフォーマットのレポートを追加費用なしで作成できます。(定型テンプレートも用意されています)
ツールで集計したデータは、Googleスプレッドシート・BigQueryなどの豊富な形式で出力できます。各種BIツールに連携すれば社内外でリアルタイムにデータ共有が可能です。

さらに運用データをアドレポのダッシュボード上でBIツールのようにビジュアライズできる「アドレポデータポータル」、集約した広告データの比較・分析、広告運用の改善アドバイスを自動出力できる「スマート考察機能」など、機能のアップデートを続けており、広告運用担当者の業務を幅広くサポートします。

運営会社:株式会社イルグルム
公式サイト:https://ad-repo.com/

まとめ

広告レポートツールは、広告代理店様の数ある業務の中でも特にウェイトの高い「レポート作成」の工数を劇的に削減できるアプリケーションです。その利便性は、実際に手動でのレポート作成に労力を費やしてこられた方ほど実感されるでしょう。
今回の記事をご参考に、導入のメリットや費用対効果をご検討いただき、貴社の業務改善や問題解決のために最適なレポートツールを選んでいただきたいと思います。

「アドレポ」についてより詳しくお知りになりたい方は、詳しい資料を無料でご用意しておりますので、ご関心のある方はぜひダウンロードしてください。

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