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Web広告運用担当者は必見!スマートな広告運用をサポートする支援ツール8選

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このブログでもたびたび取り上げていますが、Web広告運用に関わる業務は非常に多岐にわたります。運用計画に始まり、広告の制作・出稿、結果の集計・分析、報告・提案など様々なタスクが存在し、担当者は常にマルチタスクの状態。「それぞれの作業を、少しでも効率化できれば…」と頭を悩ませている方は少なくないでしょう。
そこで今回の記事では、Web広告運用業務の効率化をサポートする、便利なツールをご紹介していきたいと思います。

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Web広告運用の業務とは

効率化の話をする前に、まずは改めて、Web広告の運用業務とはどういうものか簡単に確認しておきたいと思います。

「運用型広告」とは、広告内容や入札額、配信ターゲットなどをリアルタイムで変更・改善しながら運用していくタイプのWeb広告をいいます。現在のWeb広告の中で最もシェアの大きい手法です。
一度広告を出したら後はほったらかし、というわけにはいきません。運用担当者は常に広告へのレスポンスを見ながら、クライアントから下された目標の達成における費用対効果を最大限高められるよう柔軟に調整していきます。

その運用業務の多くを占めるのは、運用成果の継続的な検証・分析と改善、つまりPDCAの実施です。業務内容をPDCAに分類すると、大まかには次のようになります。

  • Plan(計画):広告運用の目標設定と、広告媒体・予算・スケジュールの決定
  • Do(実行):広告の制作と入稿、その他配信に必要な設定
  • Check(評価):運用成果の集計・レポートと分析・考察
  • Act(改善):分析結果に基づく改善(広告内容、ターゲティングなど)

運用担当者はこうした業務の一つ一つに目を配り、問題や異変が見つかればすぐ対応していかねばなりません。同時に、Web広告運用には中長期的な視点も大切であり、時には目前の指標の増減一喜一憂せず、確信の持てる施策を打ち続ける姿勢も必要です。

運用型広告についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ当コラムの過去記事をご覧になってください。
今一度知っておきたい!Web広告の王道「運用型広告」の仕組みや特徴・種類

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おすすめはコレ!運用効率をグッと高める支援ツールを大紹介

上にあげた数々の運用業務は、それぞれに知識や技術・経験を要するものです。その全てにおいて、限られたマンパワーだけで満点の結果を出すのは、現実的に非常に難しいでしょう。
そこでアドテクを活用して各業務の負担を少なくしながら、精度・成果を高めてゆこうというのが、冒頭で申し上げた「支援ツール」です。現在すでに数多くのツールが公開・販売されていますが、その中から厳選した、当コラムおすすめの支援ツールをご紹介していきます。
(記載内容はいずれも2022年1月現在のものです)

クリエイティブ作成

AdFlow

株式会社クリエイターズマッチが提供する、クリエイティブ制作に特化したプロジェクト管理ツールです。
制作から承認までに必要な全ての情報がプロジェクト単位で集約され、一元管理が可能。制作物のビジュアル進捗管理や修正指示、完成した制作物や素材の共有管理、スケジュール・タスクの管理も画面上で行えます。
ディスプレイ広告の運用では短期間に大量のクリエイティブを制作・出稿し、PDCAを回していく必要があるため、本ツール活用による業務効率化が期待できます。また効率化によって制作時間を確保できれば、成果物のクオリティ向上も期待できます。
公式サイト:https://adflow.jp/

リチカ クラウドスタジオ

株式会社リチカが提供する、動画自動作成ツールです。
動画と静止画を量産・検証・改善し続ける「運用型クリエイティブ」が誰でも簡単に行えることを強みとしており、簡単な動画広告なら1本数分で制作可能。また、目的・配信面ごとに最適化した1,400以上のフォーマットが用意されており、Facebook、YouTube、Yahoo!、LINE、TikTok、Twitterなど、配信面に合ったクリエイティブを制作できます。
動画広告は、Web広告の中でも近年特にシェアを大きく伸ばしている分野でもあり、こうした支援ツールの必要性は今後一層高まると思われます。
公式サイト:https://richka.co/

レポート作成

アドレポ

株式会社イルグルムが提供するレポート自動作成ツールです。
国内最大級の20社以上の広告媒体とのAPI接続が可能で、広告データの取得・レポートの作成(クリエイティブレポート対応)・予算管理などを自動化できます。レポートのカスタマイズ性も高く、追加費用なしで自在のフォーマット作成に対応。Googleスプレッドシート・BigQueryなどでのデータ出力により各種BIツールとの連携も可能です。
さらに広告データの分析や運用の改善アドバイスを自動出力できる「スマート考察機能」を搭載。レポート作成工数を最大75%削減、担当案件数を3倍増加に成功などの実績があります。
公式サイト:https://ad-repo.com/

ATOM

SO Technologies株式会社が提供するレポート自動作成ツールです。
157種類にわたる多種多様なレポートテンプレートと、フォーマットのカスタマイズ性の高さが特徴。クリエイティブレポートの作成、複数の広告媒体にまたがる日次進捗の一元管理も可能です。取得データは様々な形式で出力でき、BIツールなどと連携して活用できます。また電話やメールでのサポートを受けられる「ATOMサポートデスク」が充実しており、利用者には安心でしょう。
のべ500社以上の広告会社が導入しており、年間の接続広告費1,000億円と、同種のツールとしては業界シェアNo.1とされています。
公式サイト:https://www.atom.tools/top/

glu

アタラ合同会社が提供するレポート自動作成ツールです。
Web広告のレポート作成を希望のフォーマットで自動作成できるだけでなく、取り込んだデータをサービス別・組織別・業種別などユーザーが任意に設定した自由な単位で集計し、様々な視点・切り口で集約できる「ダイス機能」を備えています。
各種データはExcel形式でアウトプットでき、自動アラートや各種API・BIツールなどとの連携など幅広い機能を備えています。特にデータ分析に力を入れたい広告代理店様には適しています。
公式サイト:https://glu.atara.co.jp/

効果測定・分析

アドエビス

株式会社イルグルムが提供する広告効果測定ツールです。
多様化・複雑化するWebマーケティングにおいて、プライバシーポリシーに配慮した精度の高いデータの蓄積が可能。Webサイトへの全流入施策からサイト内の動きまで計測でき、見込み顧客獲得までのマーケティング施策を一気通貫して評価できます。
また、ユーザー軸でコンバージョンまでの流入経路を分析し、施策同士の関係性を把握。さらに高性能なレポーティング機能など、マーケティングの成果最大化・最適化に必要な機能をワンパッケージで利用できるのが強みです。設定から活用までサポートも充実しており、売上シェア・導入実績シェアNo.1の名にふさわしいツールといえるでしょう。
公式サイト:https://www.ebis.ne.jp/

ウェブアンテナ

株式会社ビービットが提供する広告効果測定ツールです。
媒体別・広告枠別・バナークリエイティブ別などの様々な軸で、アトリビューション(間接効果)のボリュームを一元管理。ユーザー一人ひとりのCVまでの接触履歴ローデータを出力して個別に見ることも可能です。コンテンツや動画、SEO・メールなど広告以外の流入施策の成果もまとめて管理できます。Googleアナリティクス等と同様にサイトにタグを埋め込むだけで導入できる手軽さも魅力です。
公式サイト:https://www.bebit.co.jp/webantenna/

広告運用

Shirofune

株式会社Shirofuneが提供する、Web広告運用自動化ツールです。
初期設定、予算管理・入札最適化、運用改善、レポート作成・分析など、広告運用にかかる業務全般を自動化し、月間の作業工数が最大92%削減されます。社内リソースを多く割けない企業には特に重宝されるでしょう。
作業効率を高めるだけでなく、広告効果の向上も期待できます。「熟練の職人の技を再現する」をコンセプトに、広告運用のエキスパートが10000時間以上かけて設計・開発したアルゴリズムを採用しており、運用未経験者でも「CV数3倍」「CPA200%改善」などの実績が豊富にあります。
公式サイト:https://shirofune.com/

まとめ

広告運用の効率化を支援する8つのサービスをご紹介しました。
ここにあげた以外にも多種多様なツール・サービスがありますが、もちろん広告運用の全ての工程にツールを使う必要はありません。貴社の業務環境に応じて、特に効率化を急がれるフェーズに支援ツールを導入し、余裕のできたリソースをよりマンパワーが必要な業務に充てるというのが理想形でしょう。貴社に適したツールの選択に本稿がご参考になれば幸いです。

また弊社・株式会社イルグルムでは、先にご紹介したレポート作成ツール「アドレポ」や広告効果測定ツール「アドエビス」を運営しております。「レポート作成業務をもっと簡単にしたい!」「広告媒体では拾えない詳しいデータを深堀したい」などのお悩みをお持ちの片は、ぜひ導入をご検討くださいませ。
ご関心のある方は、さらに詳しい資料を無料でご提供しておりますのでお気軽にご連絡ください。

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