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膨大なレポート作成業務をアドレポで自動化し、80%以上の工数削減を実現!既存案件の分析・改善や新規業務のリソース確保が可能に

株式会社Inovis

伊藤様

株式会社Inovis様はWebサイト制作・Web広告運用を手掛けるインターネット広告代理店です。令和元年設立という新しい企業ながら、関西圏・名古屋・東京などの多数の有名企業と取引を行い成長を続けています。「クライアントの期待を超えていく。人と向き合い、人の心を動かす。」をモットーに、マーケティング戦略立案から施策、効果測定・チューニングまで実施し、クライアントの課題解決のみならず事業の成長にも貢献されています。
今回は同社のマーケティング局に在籍される伊藤様より、アドレポをご利用いただくまでの経緯や導入効果などについて詳しくお話をうかがいました。


本日はよろしくお願いいたします。最初の質問になりますが、御社の事業内容・サービスについてお教えください。

伊藤様 :

株式会社Inovisは主にWEBサイトの企画・制作・運用・保守、加えてWEB広告運用をメイン事業として行っています。
私はマーケティング局に在籍しており、広告運用専任で日々の業務に携わっています。

幅広く事業をされているとお見受けしておりますが、最も注力されているのはどのような事業になりますか?

伊藤様 :

WEB広告運用とサイト制作で、主な業種は不動産です。特に不動産の中でも新築分譲マンション関連の広告運用とサイト制作を中心に行っております。他にも交通系の企業様の広告運用なども行うこともございます。

ありがとうございます。社内での伊藤様の役割や業務内容についてお伺いできますでしょうか。

伊藤様 :

WEB広告の中でもリスティング広告、ディスプレイ広告、動画広告、SNS広告の運用がメインです。最近はアフィリエイト広告の運用も検討しています。今後は様々なWEB広告運用を手掛けながら、私自身も成長していけるよう日々勉強しております。

差し支えなければ、伊藤様が日々追われているKPIなどについて教えていただけるでしょうか。

伊藤様 :

そうですね、特に「ここだけに重点をおいている指標」はなくて、全体を把握するようにしています。理由としては、不動産という商材ではコンバージョンは資料請求の申し込みやモデルルームへの来場予約になるんですが、それらの獲得のハードルが他の商材と比べて高いです。コンバージョンだけをKPIに置くと、プロセスを無視してしまいがちになり「結果が出たか、出なかったか」の判断になりがちです。
そのため全体の販売戦略のフェーズに合わせたマーケティング戦略を考える中で、どれくらいのリーチやインプレッションがあって広告をユーザーの皆様に届けられているかを見ます。そこからCTRを確認して、実際の集客にどれくらい結びついているか、広告を見て興味関心を持ってもらえているかというところを見ます。最後に、サイト内でのコンテンツの体験や導線設計という点から、コンバージョンに至るまでにどこに課題があるか、広告を見たユーザーの期待にサイトがこたえられているのか、という点を判断するようにしています。
ですので、KPIとしてここだけ見ているというよりは、全体の流れを見て、どこに課題があるのかを分析・追求しているという考えです。

日々様々な指標を追っておられるのですね。詳しく教えていただきまして、ありがとうございます。

アドレポを選んだ決め手は、様々な要望に柔軟に対応できる「カスタマイズ性」

続きまして、アドレポに興味を持っていただいたきっかけや導入前の課題について教えていただけますでしょうか。

伊藤様 :

他の広告代理店も実施されていると思いますが、広告運用を行った上で、その結果について各指標を見て分析すると共に、クライアント様には成果としてお伝えしなければいけません。そこでレポートの作成作業が発生します。
アドレポ導入前は、その全てを手作業で行っていました。各媒体の管理画面とGoogleアナリティクス(GA)から各データをエクスポートし、レポートとして分かりやすいようにデータを加工したり体裁を整えたりして、提出するのですが、ここに作業工数がかかっており、1案件当たり1時間近くになってしまいます。案件が増えてくると、本来の運用や分析をする時間が徐々にとれなくなってきました。
そこを解決するために、アドレポによって業務効率化を図り何とかしてリソースを確保していきたい、という思いがあって導入させていただきました。

ありがとうございます。アドレポ導入前はだいたいどれくらいの案件を運用されていたのでしょうか。

伊藤様 :

今はかなり案件が増えているんですが、導入前は10~15件くらいだったかと思います。

そうなりますと、だいたい10~15時間くらいレポートの工数に割かれていた、というイメージでしょうか?

伊藤様 :

はい。日にちにすると4~5営業日くらいかかってしまっていて、作成している間はほとんど他の業務に手を付けられないというのが課題になっていました。

ちなみに案件数に対して何名様体制でアサインされていたのでしょうか。

伊藤様 :

広告運用に関しては私一人だけです。営業担当者は数名おり、営業がクライアントと直接やりとりして案件を受注し「どういう形でサイトを作っていこうか」と進むのですが、その後の広告運用を私が担当しております。

お一人で10~15案件担当されていると、かなりレポートにかける工数もかかっていたのではないかと感じております。
その中でもアドレポに決めていただいたポイントについて、もう少し具体的にお伺いできますでしょうか。

伊藤様 :

手作業では限界があるということでレポート作成ツールを探していました。他のツールと比べてアドレポが良かったのは、レポートのカスタマイズがしやすい点です。
クライアントや営業担当者から求められるレポートは内容に柔軟性を求められることが多く、個別化・細分化が進んでいました。アドレポは元々のテンプレートも十分使いやすいのですが、案件ごとに「こういった指標やデータが見たい」などといった、色々な細かい要望に柔軟にこたえられるのが、他のツールと比較検討した際に便利そうだと感じていました。

うれしいお言葉を頂きまして、ありがとうございます!

不動産ならではの長期的かつ複層的な視点で、広告パフォーマンスを追うのにアドレポは欠かせない存在

続きまして、日々アドレポをどのように活用されているかについて教えていただけますでしょうか。

伊藤様 :

通常は広告管理画面からデータを抽出し設定したパラメータ通りに表示させていくという使い方だと思いますが、弊社の場合は、コンバージョンの数値を全部GAベースでクライアントに提示しています。各広告媒体ごとにコンバージョンの前提や条件が違う部分もありますので、全媒体で一律の前提に揃えて評価するためにGAをベースにするようにしました。
広告管理画面からのデータ抽出とGAからのデータ抽出を一緒に行えるという点はアドレポの魅力としてありましたので、うまく組み合わせてレポートを作成しています。

クライアント様にレポートを提出される頻度としては、どのくらいのイメージでしょうか。

伊藤様 :

月次が中心ですが、週次レポートを求める声も結構多くそちらにも対応しています。

かなり案件数の多い御社ですので、アドレポで業務効率化に貢献出来て、嬉しく思います。

レポートを作成されているのが伊藤様ということですが、例えば営業担当者の方々もアドレポを使っていらっしゃるんでしょうか。

伊藤様 :

基本的にはアドレポを直接触るのは私だけなのですが、抽出したレポートは各営業担当者に見てもらって、そこで私の設定やパラメータに誤りがないか、また営業担当者としてクライアントに見せたい情報が正確に載っているかをチェックしてもらっています。

広告レポートが営業担当者様とのコミュニケーションツールの一つとなっている形でしょうか。

伊藤様 :

そうですね。クライアントに提出する前にチェックして「ここの数値はなんでこうなんですか」みたいな質問を受けて私が答えるというような形で、そこで分析と細かい深堀りや課題発見なども行っています。

週次と月次がクライアント様への報告用ということですが、ちなみにデイリーとかもう少し高い頻度で予算調整や進捗管理をされているというのはありますでしょうか。

伊藤様 :

週次よりも細かい、日別で見ることはそれほどありません。日で見る時は過去との比較です。例えば何日間同士の比較で見たり、過去数日間の推移を比べてみてパフォーマンスに違いがある場合はその原因を検討したりなどしてます。

色々な角度からの分析が求められるのですね。

伊藤様 :

長い期間の企画を追っていく場合、各媒体の管理画面を一つ一つ設定を変えて、比較して、推移を追ってというのは結構大変で、さらにGAも分析するとなると手間がかかりますが、一度アドレポで抽出したものがあれば、シートを切り替えるだけで簡単に各媒体や全体のパフォーマンスが分かりやすいので、全体を把握する時にも非常に役立っています。

ありがとうございます。長い期間で把握できるというのは、御社の不動産業界に向いている特徴かなと思います。不動産は金額が大きく、お客様の検討期間が長くなるので長いスパンでの分析が求められる、という認識でよろしいでしょうか。

伊藤様 :

そうですね、サイトをオープンして広告展開を始めた時は初動の動きを特に注視していますが、初動から鈍化することもあれば、最初からずっと勢いを維持していることもあって、物件ごとに特色が異なります。そういった物件ごとの比較にもアドレポが役立っています。直近だけではなく、過去を振り返った時にどういう傾向があったかというのを追いやすいので、すごく助かっています。一つ一つ管理画面を追っていくのは結構大変ですし「結局どうなってるんだ」みたいなことがあるのですが、全てをまとめて振り返りしやすいようにテンプレートを編集できるのが良いと思います。

導入前は1週間以上かかっていたマンスリーレポートの作成が、2日以内で完了できるように

続いての質問ですが、アドレポご導入後の効果についてお教えいただけますか。

伊藤様 :

一番効果が大きいのは、元々期待していた部分でもあるのですが、やはり工数削減ですね。今まで手作業で1件当たり1時間近くかかっていたのが、だいたい5分。ちょっと手を加えたり確認したりしても10分以内に収まるので、劇的に工数削減ができています。
今は担当案件もどんどん増えていく状況でして、毎月1日に全件の前月データを抽出して、そこからレポート作成を実施していますが、今までだったら1週間以上かかっていたのが、今は長くても2日で終わります。しかも他の業務にも工数を割きながらできますので、レポート作成に一日中かかりっきりということもなくなってきました。

ありがとうございます。アドレポのご利用によって実現していただきたい世界観をかなえていただきうれしく思います。工数削減によってできた時間でどんなことをされていますか?

伊藤様 :

レポート作成は毎月1日からやるので、空いた時間は新しい月のキャンペーン予算の配分などを行います。案件数が多いので個々の予算を作っていくのにも工数が結構かかるんですね。今まではレポート作成だけに追われていて、そちらへの着手が遅くなる状況があったのですが、アドレポでの工数削減によって、より早く予算設定に着手できるようになりました。

ご活用いただけてうれしく思います。レポートは基本、月次で週次でも出すようにされているというお話でしたが、アドレポご導入前から週次と月次両方のパターンがあったのでしょうか。

伊藤様 :

はい、もともと週次・月次の両方ある案件もあれば、月次だけの案件もあって、それは今も変わらず続いています。

そうなりますと10〜15案件ほどあるというお話でしたから、15時間以上削減できているということでしょうか。

伊藤様 :

導入当時でそれぐらいですから、案件が増えている現在ではさらに工数削減ができていると思います。正直、現状ですとアドレポがなくなると回らなくなるな、というくらいですね。いつも助かっています。

本当にうれしいです!ちなみに肌感では、何%くらい削減できている感じですか?

伊藤様 :

80%以上は削減できているかと思います。

ありがとうございます。そのような中でアドレポをご利用いただいている率直なご感想をお聞かせいただけますでしょうか。

伊藤様 :

アドレポで工数削減できているおかげで日々の業務改善やリソース確保ができ、非常に助かっております。空いた時間で、新規物件の着手、既存物件の改善のための分析、広告媒体のリサーチなど、色々な新しい業務にリソースを割けていると思います

ありがとうございます。最後の質問になりますが、アドレポで今後やってみたいことやご要望などがあればお伺いしたいと思います。

伊藤様 :

機能改善というところには非常に期待しています。既存の機能であれば、Facebook広告の画像抽出は、一部手作業になってしまっているので、そこを自動化できるともっと良いなと思います。あとはスマートニュースに出稿する案件も多いので、そこを対応していただけるとさらに自動化ができて助かります。
あと定期的に開催しているMTGで情報共有していただいて助かっているのが、TikTokのユーザー数が伸びているとか、主要なユーザー層が30代前後に変わってきているといった媒体のトレンドです。そういう情報から「今後はこういう広告媒体を使っていくのがいいかもしれない」というところで提案に使えたりしますので、ツール以外のサポートの面でも気付きを多く頂けて助かっています。

うれしいお言葉を頂き、誠にありがとうございます。今後も媒体の情報をもっと多くお伝えしていきたいと思います。他にも「こういった情報が欲しい」とかありましたらぜひ今後の参考としてお聞かせください。

伊藤様 :

そうですね、やっぱり他社の広告代理店のことって、なかなか代理店同士のネットワークがない限り分からないんです。そういった中で広告媒体の傾向とかを共有していただけるだけでも非常に助かります。例えば、急上昇している広告媒体とかですね。大きな傾向、流れだけでも共有してもらえたら十分助かるかなと思います。

引き続き、情報をお伝えできるようにまとめさせていただきます。
なおGA4に関しては今年の6月、スマートニュースは9月に対応予定ですので楽しみにしてくださいませ。

伊藤様 :

はい、楽しみにお待ちしております。改めまして、今回こういった企業インタビューという形で取り上げていただき誠にありがとうございます。弊社自体はまだ3年目のベンチャーというところもあって少人数でやっているWeb広告代理店です。その中でスポットを当てていただいて非常に喜ばしく思っております。
やはりアドレポさんの魅力は「柔軟性」だと思っています。現在流行している広告媒体があればいち早くそこに連携できるようにされたり、既存の広告媒体も使いやすいよう日々改善されたりしていますので、今後も長くお付き合いできればうれしく思います。

こちらこそ、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします!本日は貴重なお話を聞かせていただき、誠にありがとうございました。


Inovis様のアドレポご利用事例について詳しく聞かせていただきました。
同社が抱える多数の広告案件の運用を担われている伊藤様のご苦労はいかほどかと思いますが、同時に、その工数削減・業務効率化にアドレポがいかに貢献できているか、アドレポを頼りにしてくださっているかを詳しくお聞きすることができ、大変うれしく思います。
「Inovisでよかった、この人でよかったと言われるサービスを提供します」とは同社のポリシーの一つですが、私たちもより多くのお客様に「アドレポでよかった」と思っていただけるレポートツールを目指して努力してまいります。

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