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【WEB広告運用サポートツール】ADRAS(アドラス)/AdSIST plus(アドシストプラス)とは?機能やメリット、レポート自動化の流れなどを詳しく解説!

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配信ターゲットや入札額、広告内容などを、目標達成に向けて最適化されるよう継続的に運用改善を行う「運用型広告」は、現在のWeb広告において最もポピュラーな広告手法です。
運用型広告で成果を高めるためには、運用成果を様々な角度からまとめた「広告レポート」が欠かせません。そして広告レポートを自動作成してくれるツールも多種多様な製品がリリースされています。その中から今回は、近年注目を集めている、コンパクトな機能性が持ち味の「ADRAS」「AdSIST plus」という2つのレポートツールにスポットを当ててみたいと思います。
※記載内容はすべて2022年4月時点の情報です。

導入実績400件以上

広告レポート自動化ツール「アドレポ」

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レポート自動化ツールを使うメリット

ADRAS・AdSIST plusの詳細について触れる前に、広告代理店様が広告レポート自動化ツールを導入・利用するメリットについて簡単に整理しておきます。

レポート作成業務の工数削減・省力化

広告レポートの作成業務は、実際にやったことがあれば分かりますが、本当に手間と時間がかかります。
Google・Yahoo!・Facebookなど様々な広告媒体の管理画面を開き、運用データを取り出してExcelに貼り付けて、期間や指標ごとに整理して、表やグラフにまとめて…。担当しているアカウントが増え、その全部のレポート作成を手作業でやっていると、それこそ何時間もの時間を取られてしまいます。
レポート自動化ツールを使えば、この作成業務のかなりの部分をツール任せにできるので、運用担当者の作業時間を劇的に削減し、業務効率を高めてくれます。

広告運用データの分析と改善

広告レポートが、Web広告の運用において重要なのは間違いありません。しかし本当に重要なのは、レポート作成業務そのものではなく、作成したレポートにもとづく改善提案であり、PDCAの実践です。
レポートの内容を多角的に分析・考察し、ビジネスを好転させる道筋を見出し、新たな広告展開を提案する。これこそ広告代理店の皆様が本来時間をかけるべきタスクであると考えます。広告レポート作成を自動化することには、生産性を高めるだけでなく、最も大切な業務に十分な時間を割けるというメリットもあるのです。

人的ミスの削減

担当者が目視と手作業で広告レポートを作成している状況では、何かしらのミスが起きるリスクは必ず生じます。コピペの間違い、計算ミス、誤字脱字やレイアウト崩れなど、あげればきりがありません。これは担当者がどれだけ経験を積んでいてもゼロにはなりませんし、またスタッフの処理能力や経験によっても発生頻度は違ってきます。「人」に依存する業務環境は、なるべく解消すべきです。
レポート自動化ツールを導入すれば、こうした人的ミスを大きく削減できます。レポートのミスに起因するトラブルも避けられるでしょう。

情報管理を容易にする

レポート自動化ツールは、複数の広告媒体と連携してデータを自動的に集計・集約します。そのためツールの管理画面を確認すれば、わざわざ広告媒体の管理画面にログインしなくても、各媒体の運用データを一元管理できるようになります。
広告レポートの出力・提出は週単位や月単位であっても、広告の運用状況は日々刻々と変動するもの。その動向をリアルタイムで管理できるのは非常に大きなメリットです。
また社内スタッフや関係者との情報共有においても、Excelベースの広告レポートと違い皆がブラウザ上で同じ情報を確認できます。

必要度に合ったツールを選ぼう

冒頭にも少し触れましたが、一口にレポート自動化ツールといっても様々な製品があります。機能や料金、サポート体制などはそれぞれ違いますし、中にはレポート自動作成だけでなく、データ分析やBIツールとの連携も行える多機能・高性能なツールもあります。そして基本的には、高機能であるほど利用料金は高額となり、ツールを使いこなすにはより高いスキルや知識が必要です。

これからレポート自動化ツールの導入をお考えの企業様は、ご自身の業務環境や、ツールを導入する目的は何かをよく把握した上で、必要十分な機能が備わったものを選びましょう。不必要なオプションや使いこなせない機能を備えた自動化ツールが「宝の持ち腐れ」になってしまっては残念です。

比較的シンプルな機能を持つレポート自動化ツールとしては「Lisket」が有名ポピュラーですが、ここからは、同様にコンパクトな機能性を持ち味としている自動化ツールを2つご紹介したいと思います。

※Lisketについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

コンパクトなレポート自動化ツール①ADRAS

ADRAS(アドラス)は、運用型広告の広告レポート集計を自動化する「レポート自動化ツール」の一つです。
「広告代理店の手間を徹底排除する」という目的のもと作られており、広告運用において手間になる手動でのレポート集計作業をRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用して自動化。広告代理店の課題とされる「人的コスト削減」「信頼性の向上」「提案スピードUP」の実現を目指しています。
公式サイト https://www.maru.jp/adras/

ADRASの提供機能

広告レポート自動作成

ADRASでは次の4種類の広告レポートを自動作成できます。いずれのレポートも、指定期間内でのデータ抽出はもちろん、広告媒体別の数値を出力して運用パフォーマンスを比較したり、月次・週次報告のために代理店・広告主別に集計したりすることも可能です。

  • 実績レポート:広告運用全体の実績を自動集計して表示します。
  • 広告案件レポート:「広告」を軸に、日間・月間・期間合計レポートを一覧で表示します。
  • 配信媒体別レポート:「配信媒体」を軸に、日間・月間・期間合計レポートを一覧で表示します。
  • キャンペーンレポート:「キャンペーン」を軸に、日間・月間・期間合計レポートを一覧で表示します。

ADRASの強み

定額で媒体数・広告数無制限

ADRASの利用料金は、月額49,800円/月(税込54,780円)となっています。
この料金は固定制で、接続する広告媒体やアカウント・広告数は無制限ですので、どれだけ多くの広告媒体を利用しても、追加料金などが発生することはありません。もちろん広告料金やクライアントの売上が増えても月額は固定です。

接続可能な媒体が豊富

ADRASで接続可能な媒体は非常に多く、2022年4月現在で次の媒体に対応しています(順不同)。多種多様な配信媒体を用いた広告・マーケティングの展開に役立ちます。複数媒体を横断して案件毎に運用成果データをソートすることも可能です。

Google広告/Yahoo!広告/Facebook/Instagram/twitter/SmartNews/Gunosy/poets/Ameba/TikTok/Taboola/outbrain/AkaNe・popin・docomo Ad Network・Cirqua・logly・LOCARI・pool・News Digest・ScaleOut・MicroAd BLADE・Zucks Ad Network・Logicad・AdCorsa・doubleclick bid manager/ReeMo・AJA/UZOU/criteo

なお、ADRASは広告データの取得方法としてRPAを利用しています。
一般的にRPAはAPIよりも多くの広告媒体に対応できる一方、画面UIに合わせて設定を行うため、媒体側のUI変更にどこまで対応できるかはツールの仕様によります。詳しくは運営会社にお問い合わせください。

広告効果測定ツール「CATS」との連動

ADRASは、広告効果測定ツール「CATS」との連携に対応しています。
CATSはADRASと同じ会社が運営しているツールで、運用型広告や純広告、アフィリエイトASP広告など様々な広告の効果計測(直接CV・間接CV・アトリビューション測定など)が可能です。
CATSで計測した成果を自動でADRASに反映するため、媒体成果数とクライアントの実成果数の乖離を最小限に抑えられます。
なお別途CATSの契約が必要ですが、こちらも月額固定の49,800円と利用しやすい料金設定となっています。

ADRASの運営会社

ADRASは、Web・モバイル系アプリケーションの開発会社である株式会社マルジュが展開していましたが、2022年2月に所轄事業部を分社化しました(CATS株式会社)。同社は、広告プラットフォーム事業・マーケティングSaaS事業などを手掛ける株式会社ジーニーの子会社となっています。

今回の完全子会社化によって、広告主の広告効果最適化を目指すDSP事業や売上に貢献するためのCVR向上を支援するチャットサービス「GENIEE CHAT」を導入しているECサイト運営企業に対し、広告効果計測ツールや分析レポートツールを提供することが可能になります。これにより、顧客に対しシームレスな価値提供を実現し、マーケティングの総合的なワンプラットフォーム構想の確立を加速化させ、当社グループのさらなる成長につなげていきます。
株式会社ジーニーのプレスリリースより

コンパクトなレポート自動化ツール②AdSIST plus

AdSIST plus(アドシストプラス)は、株式会社これからが運営する広告運用サポートツールです。Web広告の「進捗管理」と「運用レポートの自動作成」の2つを行え、ADRASと同様、比較的シンプルな機能構成となっています。
公式サイト https://ap.adsist.ai/

「広告運用における生産性向上&成果向上を実現する」をキャッチフレーズとしており、生産性向上(運用業務の効率化)においては「平均レポート作成時間90%減」「月間作業工数60%減」「運用者の担当案件数平均2.5倍」などの導入効果が示されています。
また成果向上においても「平均成果向上率424%」というデータがあり、2022年4月現在で6000サイト以上の運用実績を持っています。

AdSIST plusの提供機能

広告レポート自動作成

AdSIST plusと連動可能な広告媒体のデータを自動で集約して、レポートを作成します。管理画面から媒体・配信方法・開始日等の項目を選択するだけで、わずか3クリックで作成が完了するという手軽さで初心者でも簡単に扱えます。
ツールで集約した運用データをExcelやGoogleスプレッドシートなどで出力することもできます。

進捗管理

広告運用の進捗状況を、ダッシュボードからクライアント単位で管理できます。期間ごとの比較や媒体ごとの推移などのデータ確認・分析が可能です。

予算・広告運用の最適化

広告アカウントの運用成果に応じて、費用対効果がより高まるようにキャンペーン単位での予算配分をAIが自動的に行います。配分する期間設定もでき、限られた広告予算を有効活用できます。
手動での予算設定も行えますので、ツール任せにせず状況に応じた柔軟な対応も可能です。

AdSIST plusの強み

AIが自動で広告運用最適化をサポート

AdSIST plusには、各広告媒体の運用状況に応じてAIが最適な施策を実行する「自動運用オプション」が備わっています。
複数の広告媒体から出力される膨大な運用データを俯瞰し、課題を見つけ、改善策をとるという、運用担当者のPDCAにかかる業務を大きく省力化できるため、クリエイティブの作成やより多角的な考察・分析に時間を割くことができます。

運用経験者による手厚いフォロー

AdSIST plusの開発を手がける株式会社これからは、広告代理店として多数の企業の広告運用をサポートしてきた実績を持っています。
AdSIST plusのカスタマーサポートでは、同社で広告運用の現場に立つプロスタッフたちが対応。初期設定や操作方法の説明、広告で高い成果をあげるための支援まで、豊富な知識経験を生かして幅広くフォローしてくれるのでWeb広告運用の経験が少ない方でも安心です。

AdSIST plusの対応媒体

AdSIST plusとの連動が可能な広告媒体は次の通りです。
媒体数は決して多くありませんが、いずれも非常にシェアの大きいメジャーな広告媒体であり、ここにある媒体での広告運用がしっかり行えれば十分間に合うというクライアントも多いと思います。
また、複数媒体のデータをAdSIST plusの管理画面で一元管理できるため、各媒体の管理画面を同時に開いて行き来する手間がなくなるのもメリットです。

  • 進捗管理・レポート作成が可能な広告媒体
    Google/Yahoo/facebook/Instagram/twitter/criteo
  • 運用自動化に対応している広告媒体
    Google/Yahoo/facebook/Instagram/LINE広告

AdSIST plusの料金

AdSIST plusの利用料金は従量制となっており、基本料金は「月額広告費×0.5%」です。月間200万円の広告費で料金1万円という計算ですね。この基本料金では、広告レポートの作成と広告進捗管理を行えます。なお最低契約期間が3ヶ月と定められています。
先にご紹介した自動運用機能はオプションとなっていますので、詳しくは運営会社にお問い合わせください。

ニーズにあわせて使いたい、おすすめレポートツール

今回ご紹介したADRASやAdSIST plusの他にも、国産のレポート自動化ツールは多数あります。その中から特に人気の高い、リッチな機能を備えた製品をピックアップしてご紹介します。

アドレポ

概要

シェアNo.1の広告効果測定プラットフォーム「AD EBiS(アドエビス)の運用会社である株式会社イルグルムが提供するレポート自動化ツールです。
豊富なレポートフォーマットを多数使用でき、クリエイティブレポートにも対応。国内最大級の20社以上の媒体と連携でき、データ分析や運用改善のアドバイスを自動生成するスマート考察機能、Googleスプレッドシート・BigQueryなどでのデータ出力機能など、ハイレベルな広告運用をサポートする便利な機能を多数備えたツールです。

料金:月額3万円~
運営会社:株式会社イルグルム
公式サイト:https://ad-repo.com/

こんな方におすすめ!

  • 複数の広告媒体のレポート作成を自動化したい方
  • 独自にカスタマイズしたレポートテンプレートを使いたい方
  • 考察のテキスト作成が苦手な方

ATOM

概要

レポート自動化ツールでは業界最大のシェアを誇るツールです。導入企業500社、年間の接続広告費1000億円の実績があります。ツール導入により作業時間が80%削減できたとの事例も。
多種多様な157種類のレポートテンプレートを使用でき、クリエイティブレポート作成・複数媒体の日次進捗の一元管理・BIツール連携など様々な機能を搭載しています。サポート体制も充実しており、専門のカスタマーサクセスチームが手厚い導入支援を行ってくれます。

料金:月額5万円~
運営会社:SO Technologies株式会社
公式サイト:https://www.atom.tools/top/

こんな方におすすめ!

  • 導入事例の豊富なツールを使いたい方
  • 見やすいレポートフォーマットを簡単に作成したい方
  • ツール導入・運用の手厚いサポートが必要な方

glu

概要

広告データを自動でレポート化できるだけでなく、データ分析に関する機能にも優れたツールです。
特長の一つである「ダイス機能」は、広告運用データをサービス別・組織別・業種別など自由な単位で集計し、様々な視点・切り口で集約できます。その他にもExcel形式でのデータ出力、各種API・BIツールなどとの連携など豊富な機能を搭載。さらにツール導入後は専門スタッフが最適なレポーティング・運用をサポートしてくれます。

料金:非公開
運営会社:アタラ合同会社
公式サイト:

こんな方におすすめ!

  • 広告運用データの分析に力を入れたい方
  • 様々な外部ツールとのデータ連携を行いたい方
  • 専門家のコンサルティングを受けて運用したい方

広告レポート自動化ツールを選ぶポイント

広告レポート自動化ツールは多種多様です。ADRASやAdSIST plusのようにコンパクトなものもあれば、アドレポやATOMのように多機能を強みとしたツールもあります。今レポートツールを利用しようと考えている方は、何を基準に選べば良いのでしょうか?
ここでは、私たちが多くの広告代理店・企業様と接する中でお伝えしてきた、レポート自動化ツールを選ぶ時の大切なポイントを3つご紹介します。ご自身の業務環境に合ったツールを探す上で、ぜひご参考になさってください。

対応媒体

まず確認しておきたいのは、そのレポートツールがどんな広告媒体に対応しているか、です。もちろん対応媒体数が多いにこしたことはありません。
Google広告やYahoo!広告といった代表的な媒体はほぼ全てのツールで対応していますが、この他にもWeb広告を配信できる媒体は多数あります。そして貴社が今後どのような広告主と、どんな広告媒体をサポートすることになるかは分からないでしょう。できるだけ多くの媒体と連携でき、レポート作成が可能なツールを基本的にはおすすめします。

利用料金

次に考えておきたいのはコスト、つまりツールの利用料金です。
本稿の序盤で「必要度に応じたツールを選ぼう」と申しましたが、その理由の一つはこのコストの問題です。「安かろう悪かろう」では困りますが、自社の広告運用に必要十分な機能があり、かつ料金を抑えられるのが最も理想です。なるべく少ない費用で最大限の業務改善ができるツールを選びましょう。
なお私たちがツール利用料金の目安としているのは「運用広告費の1~3%程度」です。これまでの様々な実績から、このくらいの費用感だと無理なくレポートツールを導入でき、かつ相応の費用対効果を得られると考えております。ご参考になさってください。

使用感

せっかく便利で高機能なレポート自動化ツールも、使い勝手が悪くては、その魅力は半減です。むしろ現場の運用担当者にとっては、この使用感の良し悪しが、ツール選択のかなり重要な決め手になるのではないでしょうか。。
もちろん大部分のレポート自動化ツールは誰にでも使いやすいようインターフェースが洗練されておりカスタマーサポートも備えていますが、できれば導入前に無料試用や関連資料の確認を行い、可能な範囲で使い勝手の良し悪しを見ておくと良いでしょう。

まとめ

今回は2つのレポート自動化ツール「ADRAS」「AdSIST plus」について解説しました。
いずれのツールも、広告レポート自動作成以外の機能はあまり持たせず、必要最低限の業務効率化を行えるコンパクトな構成となっています。
多機能のツールとシンプルなツールと、どちらが良いかは一概には言えません。運用担当者のスキルやツール導入の目的に応じて適切な製品をお選びください。
今回ご紹介した2ツールは、現状での業界シェアはそう大きくありませんが、私たち広告業界の界隈でも徐々にその存在が知られてきているようです。特に「ADRAS」は運営会社が大手に変わったこともあり、今後の動向に注目していきたいと思います。

レポート自動化ツールの選び方については、こちらのコラムでも詳しく取り上げていますのでぜひご覧ください。

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