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Web広告運用のPDCAや定期報告に必須の広告レポートをアドレポで簡単迅速に作成。競合ひしめく不動産業界でのマーケティング強化に貢献

株式会社Red Frasco

丹治様・福留様

株式会社Red Frasco様は、不動産領域に関わるプロダクトの自社開発・販売や不動産会社向けの集客グロース支援を手掛けている企業です。不動産テックにおける豊富な技術力と経験を活かして、クライアントである不動産仲介会社の集客力と成約率の向上を支援されています。
今回は同社のWebマーケティング部門で活躍されている丹治様と福留様に、アドレポ導入の経緯や現在のご活用状況などについてお話をうかがいました。


本日はよろしくお願いいたします。まず簡単に御社の事業内容やサービス内容、PRポイントなどをお教えいただけますでしょうか。

丹治様 :

事業内容は、不動産業界に特化したクライアント様の自社集客支援を行っております。Web広告運用からメディアの開発・運用保守を一気通貫で行っております。集客や開発それぞれ単体では解決できない課題の解消を通じて、効果最大化を実現している会社となります。

不動産会社様を幅広く支援していらっしゃいますが、広告運用に関しては、2020年にアドレポを導入いただいた頃から開始されたという認識でよろしいでしょうか。

丹治様 :

はい、事業の立ち上げ期からアドレポを利用させて頂いております。

ありがとうございます。ちなみに貴社には様々なサービスがあるかと思いますが、その中でWeb広告運用はどれくらいのボリュームになりますか?

丹治様 :

売上シェアとしてはおよそ半分程度となります。

本日ご同席いただいている福留様と丹治様はマーケティング部門のご担当者とのことですが、お二人の社内での業務内容やお立場についてお教えください。

丹治様 :

私の担当はクライアント様の運用型広告に関する業務となり、大きく3つとなっております。まず、クライアント様や各媒体(Yahoo!社・Google社など)との折衝業務です。次に、広告戦略・施策立案から実行までの広告運用全般の業務となります。3つ目はメンバーの育成やマーケティング部の採用に携わっております。

福留様 :

私は広告運用がメインの業務です。施策の立案も行いながら実際の広告運用・調整、クライアント様に報告するレポートなどが主な業務となります。

株式会社Red Frasco 丹治様

「シンプルで無駄のない機能」と「自社のニーズにマッチした料金体系」の両面で、アドレポが競合製品よりも優れていた

アドレポにご興味を持っていただいたきっかけについてお伺いしてもよろしいでしょうか?

丹治様 :

弊社が広告代理店事業を開始した際に、クライアント様に対して運用実績レポートを各媒体横断・日次で送付することが必要となった事がきっかけです。

ありがとうございます。アドレポの導入背景でよくいただくお話としては最初は手動でレポート作成していたものの、徐々に業務が追いつかなくなりレポートツールの導入を検討される事が多いのですが、貴社はサービス展開当初よりレポートツールの導入を検討されたのはなぜでしょうか?

福留様 :

「自動化できるものは自動化していこう」という業務効率化の観点です。同じ時間を割くのであれば、広告運用の仮説出しや施策出しのような改善につながる業務に時間を使うべきという考え方です。そのため、早々にレポートツール導入の判断を行なっています。

ありがとうございます。アドレポをご導入いただく際に他社様との比較をされていたと思うのですが、その中でアドレポに決めていただいたポイントを教えていただけますか?

丹治様 :

ポイントは2つ、価格面と機能です。
弊社は大規模な案件の広告運用を担当させていただいております。他のレポートツールの場合、広告運用額に連動した従量課金型の料金テーブルを採用されているサービスが多く、弊社が利用した場合にコストが大きくなる状況でした。そのため、広告アカウントの利用数に応じた料金テーブルを採用されているアドレポが弊社にとってはベストな選択肢でした。

機能面に関しても、アドレポは運用実績レポート作成・配信という弊社が求めていた機能に絞りこまれておりシンプルだったという点もポイントです。
価格面、機能面ともに弊社のニーズとすごくフィットしましたので導入を決めさせていただいたかたちですね。

用途目的に応じてデイリー・ウィークリー・マンスリーのレポート出力にアドレポをフル活用

差し支えなければ、今お持ちの案件数をお教えいただけますでしょうか。

福留様 :

アドレポで設定している広告主の単位としては4つとなります。
おかげさまで、たくさんご相談やお声がけを頂いてはいるのですが、開発側・広告運用側のリソースの制約などもあり体制強化を行いながらお取引先の拡大は徐々に進めている状態です。

貴社内でのマーケティングチームの体制についてお教えください。

丹治様 :

弊社のWEBマーケティングチームは現在5名です。基本的にマーケティング専任の体制となります。

先ほどのクライアント4社様を5名で回されているということは、お一人1社専任のようなサポート体制なのでしょうか。

丹治様 :

今は全員がそれぞれの案件を運用する事ができるという状態を目指して、分担しながら推進する体制で業務を行なっています。実際、1人では担当する事が難しい大規模な案件もありますし、急な体調不良などで休む場合でもチームとしてカバーする事が可能な体制です。
ただ、「裁量の大きさ」や「スピード感」は弊社の魅力だと考えています。中長期的には、ひとりひとりが戦略立案から実行、クライアント様への報告や折衝を行う「エージェント体制」のような形へ移行していければと思っています。

ありがとうございます。広告代理店によっては1人で5社や10社を担当されるケースもありますが、貴社の場合は1社1社手厚く対応されているのですね。
続いて、アドレポのご活用方法について具体的にお教えください。

丹治様 :

アドレポを使うタイミングは大きく3つあります。
まずは日次です。予算進捗・効果進捗の確認をアドレポから抽出されるレポートを見て、日々調整を行っています。

続いて週次です。用途の一つは週次で簡易報告をするケースがあるためクライアント様への報告用にレポートを作成しています。
もう一つは、各セグメントでの配信を定点観測するために週次レポートを作成しています。

こちらは各社様についてセグメントで見られている感じですか?

福留様 :

そうですね、1つテンプレートを作成しており一気に見られるような形になっています。これはあくまで広告効果の確認というよりは、広告運用に異常がないかをチェックする目的で利用しています。

丹治様 :

最後に月次です。これはクライアント様への月次報告や定例会において、報告資料用の元データとして活用しています。

ありがとうございます。アドレポにはExcelやスプレッドシート、BigQueryなど出力方式がいくつかあるのですが、貴社ではどういったアウトプットを使われていますか?

福留様 :

弊社ではExcelでテンプレートを作って、そこにアドレポのデータを流し込んでいます。最終的にはExcelのデータや表をもとにPowerPointで報告資料を作成し、クライアント様にご報告しています。

そういった作業の簡略化のためにアドレポをご活用いただいているということですね。ありがとうございます!

株式会社Red Frasco 福留様

アドレポの使いやすさと工数削減効果をチームで実感。連携媒体数とUXにはさらなるアップデートを期待

実際にアドレポをご利用いただいているご感想をぜひおうかがいできますでしょうか。

福留様 :

アドレポの一番の印象としては機能がシンプルなので扱いやすいところです。前職で働いている時に他のレポートツールを使っていましたが、機能が多すぎる事でチーム全員が一様に扱い方を理解するのにはハードルが高く、一部の人しか使いこなせていない状況が起きていました。その点、アドレポは機能がシンプルなので操作にはすぐに慣れ、テンプレートの作成等も含めてしっかりと活用できています。このシンプルさが一番大きい利点だと思っています。

うれしいお言葉を頂けてありがとうございます!
あとアドレポ導入によるレポート業務の工数削減効果について、感覚で結構ですので教えていただけますでしょうか。

丹治様 :

手作業で1つの案件の日次レポート作ると約10分程度は掛かります。複数案件分作成すると、日次で1時間程度削減されているかと思います。

福留様 :

日次で1時間、月間30時間くらいとして、それに週次・月次報告も加わると全体で40時間くらいでしょうか。チームとして取り組んでいるので単純な削減時間割合の算出は難しいですが、10%前後は削減できていると思います。

貴社はもともとレポートツール導入が前提なので、レポートツールを入れないという仮定の話は難しかったかもしれませんね。

丹治様 :

自動化できるものは自動化して広告運用の本質的な改善に時間を使うべきという意識がチームとして強いのが大きいですね。

私は前職の広告代理店で13年、この会社に来て2年、この業界は15年近くになります。レポートツールがなかった頃はExcelを使って毎日手作業で集計していました。本当に大変でしたが、それが今はこんな楽になっているのは本当にありがたい時代だなと感じていますね。

今後、アドレポをご期待いただいていることやご要望はありますか?

福留様 :

現状満足しています。強いて要望を上げるとすると、連携媒体数の拡充と、UX面です。
連携媒体数はこれまでも他ツールと比較すると若干少ないという印象がありましたが、今年中にマイクロソフト広告やスマートニュースとの連携を開始されると伺いましたので、より早い連携開始を楽しみにしています。また今後別の媒体が台頭してきた時に、タイムリーに連携される事に期待しています。
UX面は、操作に関してはシンプルで分かりやすいのですが、若干操作感が重い・サイトスピードが遅いと感じることがあるので、その点が改善されるとより使い勝手が良くなると思っております。

ありがとうございます、大変参考になります。引き続き連携媒体を増やしながらアップデートしていければと思います。
本日は詳細にいろいろ教えていただきまして、誠にありがとうございました!


Red Frasco様のアドレポご利用事例について詳しく聞かせていただきました。
コスト面などの理由から、Web広告運用に外部ツールの導入をためらう企業様も少なくない中、レポートツールの有用性を十分理解され「ツールありき」の運用体制を最初から構築されているのは非常に合理的で素晴らしいと感じました。また、シンプルながら必要十分な機能を備えたアドレポの特徴を高くご評価いただき大変うれしく思います。
今後不動産業界は一層競争が激しくなるとのことで、私たちもご期待に応えられるようアドレポのさらなるアップデートに注力してゆく所存です。

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