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BigQuery連携を活用し、アナリストのデータ収集・加工作業の工数を削減

株式会社IDOM

3D Room

深川雄史様(写真左)
アナリスト 柳井隆道様(写真右)

株式会社IDOM(旧社名:ガリバーインターナショナル)様は1994年にクルマの買取専門店ガリバーとして創業後、様々なチャネルを展開しており、2017年6月現在、IDOMグループでは海外含め約620店舗を展開しているほか、自動車流通を軸とした多岐に渡る事業拡大を図っています。

2012年から出店戦略を強化してきたIDOM様では、売上高は増加するものの、広告宣伝費の最適化が思うように進まないという状況が続いていました。その中でビジネス課題の1つであり、投資割合も多い「デジタル広告宣伝費の最適化」を掲げ、アドレポの導入に至り、主にBigQuery接続機能をご活用いただいています。


まずは深川様、柳井様の部署の業務内容を教えていただけますでしょうか?

深川様:

はい、まず部署名が3D Roomといいます。

珍しいお名前ですよね。

深川様:

そうですね、実はこの名前には由来があるのですが、それはまた後ほどお話しますね!

3D Roomは、データ分析によって経営の意思決定を支援する部署です。

会社の経営というのはいろいろな意思決定をしていかなければなりません。その上で、経験や勘などで意思決定をしてしまうということがあると思いますが、それは問題だと。こういった問題に対して、データを基軸にして意思決定をしていきましょう、ということで、データを収集・整備・加工して分析し、そこから見えてくるものを経営層に報告しています。

今は、(アドレポやBigQueryを使って)クラウド等にデータを溜め込んで、TableauというBIツールでの可視化や分析をしてもらう、といったことをしています。

今はデジタル広告費の最適化のため、分析のサポートツールとしてアドレポをご利用いただいていますが、アドレポを選んでもらった理由は何だったのでしょうか?

深川様:

今回、この取組を初動で推進したのは、分析側のチームでした。

広告投資の最適化を目指すにあたり、分析の課題になったのがメディアコストのデータ収集で、データが必要であれば広告代理店様に依頼をしなければならず、社内の分析リソースは限られている中で、データの収集・加工に多くの時間を割くことにリスクを感じていました。

そこで、出会ったのが「アドレポ」でした。
何よりも、「アナリストの分析工数」を生み出すことが導入の理由でしたが、複数の選択肢から「アドレポ」を採用した理由を問われれば、まずは、「コストパフォーマンス」です。
月額10万円程度で、複数メディアのデータを一括収集できることは非常に魅力でした。

そして、次に上げる理由は、BigQueryとの連携です。
弊社はDMPをBigQueryをベースに進めていましたが、短期間で連携を実現できると感じたことはアドレポ選択の大きな決め手になったと思います。

ありがとうございます!ツール検討の際、コストパフォーマンス以外で他ツールになかったものなどはありますか?

柳井様:

そうですね。似たようなレポート出力機能をソリューションにしているツールは他にもあるんですが、アドレポは一番接続対象の媒体数が多かったというところがあります。
この媒体数にしてこのお値段はすごいな、という印象がありました。

アドレポによって削減できるコストについてお聞きしたいです。IDOM様はアドレポを導入した直後なので、改善されたコストはまだ具体的に出てきていないかと思いますが、使用感はいかがでしょうか?

深川様:

そうですね。
(アドレポ導入前に)そもそもデータ収集して、本当に経営判断に使えるのか?という疑問があったので、まずはツール無しで広告代理店さんにデータをもらって、整備加工して、そして分析にかける、ということをしました。

最初に広告担当者に主旨を伝えるところから始まり、その後広告代理店にデータ提出を依頼するんですが、依頼したものと違うものが返ってきたり、データ加工に必要な情報が十分になかったりしました。

その調整をいろいろやっていたら、だいたい1ヶ月半から2ヶ月くらいかかってしまいました。

でもアドレポによってデータを収集しようと思ったらもう本当に一瞬ですよね。

柳井様:

従来はその代理店に依頼をして、手作業をした上で何日間か期間をもってやっていただいてたことを社内ですぐできるようになったので、今までできなかったようなデータのフィードバックを頻繁に、デイリーでも見えるようになったっていうのがすごく大きいですね。

データ分析をして、施策実行をする段階になるまでどの程度かかりそうでしょうか?

柳井様:

3ヶ月くらいでスタートは切りたいなと思っていますね。

深川様:

ようやく我々が、広告運用チームに「こんなデータが出てきてるよ」、と共有を少しずつ始めた段階なので、これからですね!

今後アドレポに期待すること、追加機能要望はありますか?

深川様:

僕はやっぱりデータ分析で経営の利益が上がるようなことを見つけたいんですね。そういった意味で、利益に貢献する原因っていうのをずーっと探し続けてます。
それが情報でありデータであるんです。
そしてもっと利益に貢献するデータが日本や世界中にあると思ってます。

ただ、データを取ってくるっていうのはすごく大変なんですよね。
なのでアドレポで今やっている広告のメディア、コストデータの取得だけではなくて、日本中世界中にあるデータとの連携っていうのをもっと、効率的にできるようになってくれるといいなと思っています。

柳井様:

もともとアドレポは広告レポートのデータを取得するツールではありますが、他のサードパーティデータ、たとえば地域情報などと紐付けてデータで見れるようになったらいいなと思います。

最後に3D Roomの由来を教えていただけると…

深川様:

はい。3D Roomの由来なのですが、物事というのは、立体的に見せたほうが認識しやすいですよね?

そういった意味で、会社で起こっている事態や事実っていうのを立体的(3D)に見せるようにしていきたいよね、という思想が含まれたチーム名なんです。

なるほど!素敵な由来です!
本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!


広告レポート作成の自動化を行うのがアドレポのメイン機能ですが、 IDOM様にはデータ分析のための各サービスとのハブとしてアドレポをご利用いただいています。深川様の言葉にあるように、経験則ではなくデータを元に意思決定を行い、データを元に改善策を立てていくというのは、デジタルマーケティングのあるべき姿です。

マーケティングにおけるPDCAを更に高速にするためにも、レポート作成やデータ整備にかかるコストは可能な限り削減していくべきでしょう。アドレポはこれからも広告運用、広告データ活用における無駄の削減をサポートしていきます!

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